フィッシャーズが結成15周年記念イベントで見せた“チャンネル登録者数1000万人、再生数200億への決意”

フィッシャーズが結成15周年記念イベントレポ

 フィッシャーズが2025年2月23日、「Fischer’s15周年記念イベント 〜俺たちZOOっとフィッシャーズ!一緒に馬鹿笑いしようや感謝サイ!〜in東武動物公園」を埼玉・東武動物公園 イベントステージ HOLA!で開催した。

 2010年2月に中学校の同級生で結成されたフィッシャーズは、小さい子どもから大人まで幅広い世代の支持を受け、いまやチャンネル登録者数874万人を誇るトップYouTuberに成長。1年を通し、テレビやイベントに引っ張りだこな彼らが2月25日、結成15周年という節目を迎えた。

 本公演は、そんなフィッシャーズがファンと一緒にアニバーサリーイヤーの幕開けを祝うために企画され、1部と2部の全2公演を実施。本稿では寒さをも吹き飛ばした1部の様子をレポートする。

 今回のイベントの幕開けは、記念すべきメインチャンネル1本目の動画「フィッシャーズの始まり」。この動画を皮切りに、スクリーンに次々と名場面が映し出されると、会場には笑い声が溢れかえった。カウントダウンが終わると、ついに割れんばかりの歓声に包まれながらメンバーがステージに登場。それぞれ挨拶し、ンダホから「フィッシャーズ、2月25日で結成15周年を迎えます!」と発せられると、ファンからは「おめでとう」と祝福の言葉が飛び交った。シルクロードの「長いようで、けっこうあっという間だったよね」という言葉には、ンダホが「一瞬だね」と相槌を打ち、この15年間に思いを馳せた。

 「15周年記念すべきイベントをみんなと一緒に盛り上がっていきたい」というンダホの言葉で始まったのは、ンダホ・マサイ・ザカオからなる「カピバラチーム」と、シルク・ダーマ・モトキの「ホワイトタイガーチーム」の対決。フィッシャーズのイベントでは恒例となっている借り物対決では、「フィッシャーズメンバーカラーを全員言える人」「ヘビ年生まれのパパ」など、フィッシャーズや動物に関する内容をはじめとした6つのお題に挑戦した。なかでもンダホが引き当てた「今、生魚を持っている人」という無理難題には、シルクロードがいくらのおにぎりとイルカのぬいぐるみを合わせてOKを出し、機転を効かせる場面もあった。

 続いて行われた動画公開時期を予想するゲームでは、メンバーもびっくりの出来事が起こることに。1問目に出題された、2020年公開の「【大興奮】ラッセーラーゲームでお祭り騒ぎしてたらテンションおかしくなったwww」では、出題シーンにはないシルクロードの発言や仕草を覚えていたひとりの女の子が11月と予想。シンキングタイム前にはンダホから「マサイの服装見れば月がわかる」といったヒントとなりそうな発言もあったなか、メンバー全員が半袖のTシャツを着用しており、11月という回答にメンバーたちも半信半疑。しかしこれが見事正解となり、メンバーとファンからは驚きの声と拍手が起こった。全3問が出題されこの対決では、メンバーとファンが草木の状態や服装から時期を予想しながら、ファンとともに思い出を振り返った。

 最終対決は会場となった東武動物公園にちなみ、お題に沿った動物の絵を描き、チームのメンバーが答えていく「お絵描きリレー」。マサイとザカオ、グループのなかでもユニークな絵を描く“画伯”ンダホは、特徴をうまく捉えた絵とファインプレーでポイントを重ねていく。一方、絵のうまさに定評があるシルクロードとモトキ、ダーマからなるホワイトタイガーチームは有利かと思われたが、正解を出せずに苦戦し、1ポイント差で負けを喫することとなった。

 すべての対決を終え、勝者となったカピバラチームは、メンバーのサイン入りバッグが当たる抽選をスタート。すると、ザカオが動画公開時期を見事正解した女の子の番号を引き当て、会場は騒然。動画の公開時期とサイン入りバッグを当てるという“奇跡”に嬉し涙を流した女の子をみたンダホが目を潤わせる姿は、この日1番の心温まるシーンとなった。

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