ゴールデンボンバー・歌広場淳の“理想の配信環境”をコーディネート 視聴者に大絶賛された舞台裏をお届け

歌広場淳の配信環境を“アップデート”

後日、新機材で配信をおこなった歌広場 何も言っていないのにまさかの“即バレ”

——先日の取材から1週間ちょっと経ちましたが、実際に機材を使用してみていかがですか?

歌広場:いやあ、大満足です。機材を入れ替えた次の配信で、開始1秒で「あれ、カメラ変わった?」と言われましたから(笑)。一応、まだ記事も公開される前ですし、自分からは言わずにいたんですよ。ちょっとカモフラージュしようと思って、カメラの画角とかも揃えたんですが、それでもすぐにバレちゃったので、パッと見でわかるくらい違うんだと思って、感動しました。

機材入れ替え前の配信

機材入れ替え後の配信

——カメラもライトもマイクも、ほとんどバレてましたね……(笑)。

歌広場:そう、「顔が明るくなったね」とかも言われましたね(笑)。『スト6』のランクマッチで1800MRに到達して小躍りしていたら「カメラとライトのおかげで“喜びの舞”がよく見える」なんてコメントももらえましたし。

 普段の配信上で機材を使ってみると「ファンのみんなに喜んでもらうために必要なものなんだ」というのをあらためて実感できましたね。もちろん、これまでも配信を通してファンのみんなを楽しませようと頑張ってきたんですが、「良い環境にすることでもっと喜んでもらえる」というのが、もうまんま、すぐに感じることができて、本当に良かったです。

 マイクは、自分ではどうしてもわかりづらいんですが、これもみんながコメントで言ってくれるので、やっぱり良くなっているみたいです。

マイクは『Wave DX』、マイクアームは『Wave Mic Arm』を採用。堅牢かつ重心の安定性も高い、扱いやすい製品だ

——配信頻度も、なんだか以前より増えていませんか?

歌広場:前よりもさらに配信をするのが楽しくなりましたね。使っているアイテムのクオリティが上がると、ここまでモチベーションに繋がるんだなと(笑)。

 それと、これは個人的に嬉しかったことなんですが、僕、髪色が結構明るいじゃないですか。それがライトのおかげで鮮やかになってて、綺麗に見えるのですごく気分が良いんです。ファンのみんなが喜んでくれることももちろんですが、僕自身が配信をしていてテンションが上がるというのは、すごく大きいなと思いました。

 あと、これだけ綺麗に見せられると、メイクをしたときに落とすのがもったいなくなるんじゃないかなって思うくらいです。仕事終わりに「このまま配信しちゃおうかな」みたいな(笑)。

——手元カメラも導入されていましたね。

歌広場:そうなんです。これも反響がすごく良かったです。

 そういえば、これまでは「何のデバイスを使っていますか」という質問がすごくたくさん来ている、という話をしたじゃないですか。いざ配信をしたら、今度は「初めて配信に来てくれた人の話題を一つ奪っちゃったんじゃないか」というのが心配になっちゃって(笑)。

 どうなるかなと思っていたら、今度は「ボタン換装してますか?」とか「ワイン持ちなんですね」とか、一歩踏み込んだ質問が来るようになったんですよ。これは発見でしたね。しかも、「どこのメーカーのボタンですか?」とか、そこからまた話題が広がるじゃないですか。

 これまで、そういう質問が来たことってほとんどないですからね。格ゲー配信をする人は本当に良いと思いますよ。導入することによって会話が一段と盛り上がります。僕はもともと、カメラって顔さえ映ればいいものだと思っていたんですが、手元カメラをひとつ増やすだけで、ここまで違うのかと驚きました。

手元カメラ導入後の配信

——機材のセッティングで困ることは無かったですか?

歌広場:組み立てから設定まで、全部簡単だったのでビックリしました。USBを繋いだらすぐに使えるし、カメラ2台もひとつのアプリで設定を管理できる。直感的に操作できるから、自分でもいろいろと設定を触って「こういうこともできるな」「ああいうこともできるな」と、色々とネタを仕込んでいるところです(笑)。

 自分一人でできるか心配だったので、念のため機材に詳しい友人にも来てもらったんですが、結局ほとんど見守ってもらうだけでしたね。あと、その友人が一つ一つの機材に対して「おお、スゴいね」と言ってくれて。あらためてElgatoの機材のすごさを実感できて、僕も気分が良かったです(笑)。

――実際に機材を使っていただいて、すごく満足いただいていると思うんですが、Elgatoの機材はどんな人におすすめしたいですか?

歌広場:僕はすごくアナログな人間なので、同じようにアナログな人にお勧めしたいですね。パソコンやネットワークに繋ぐものが増えている中で、『Stream Deck +』で色んなものをまとめて操作できるんだったら、QoLが上がるのをめちゃくちゃ感じられると思います。

 僕も、少しなら自分ひとりで『Stream Deck +』の設定を変えられるようになったんですよ。機材に詳しくない僕ですら、新しいものと出会ったり、環境を一新したら「自分でやってみようかな」と思えたので、きっと機材周りに興味のある人なら、もっと楽しいと思います。

 ゲーム好きはもちろんですが、プロゲーマーや配信者など、クリエイティブなことをやってる人だけじゃなく、パソコンを持っている人は全員使ってみてほしいです。

――環境をアップデートして、今後新たに挑戦してみたいと思う企画やゲームタイトルを教えてください。

歌広場:自分で大会などを開くこともできるのはいいですよね。もちろん事前準備は必要ですけど、不可能ではないなと思いました。それに、負ければ負けるほど僕が薄くなっていく……みたいなボケもできますもんね(笑)。しかも、配信の流れを切らずにできるのがいいですよね。

 もう、言葉を選ばずにいうと今の僕は「新しい玩具を手に入れた子ども」みたいな状態なんですよ(笑)。配信で困っていたことが解決したら、やりたいことがどんどん浮かんできていて、新しい楽器や機材を買ったバンドマンはこういう気持ちなんだろうなあ、という感じです。

〈導入機材一覧〉
『FaceCam Pro』
『FaceCam MK.2』
『Stream Deck +』
『XLR Dock(Stream Deck +用)』
『Wave DX』(マイク)
『Wave Mic Arm』(マイクアーム)
『Wace Mic Arm Pro』(手元カメラアーム)
『Key Light』×2台
『Game Capture Neo』

■関連リンク
歌広場淳 X
歌広場淳 Twitch
Elgato X
Elgato 公式WEBサイト

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