ラブホテルの“進化”がすごいらしい SNSで流行する「あるある」やセクシー女優たちの発言から分析

ラブホテルの“進化”がすごい

 都会にも地方にも数多く存在する”ラブホテル”は、いわゆる“性行為の場”として認識されているが、最近はそうでもないらしい。

 というのも、ホテル側がSNS映えする施設やアトラクション的な楽しみ方を重要視した結果、ホテル内でラブホ女子会だけでなく男子会なるものも行われるようになったり、YouTubeやTikTokでの“紹介動画”や“あるある動画”が多く再生されているようなのだ。

 たとえば、お笑いコンビ・ラランドのYouTubeチャンネル「ララチューン」ではラブホテルネタが鉄板コンテンツとなっており、2人がラブホの使い方を紹介する動画は現在548万回再生(4月9日時点)されていたり、きつね・大津広次がTikTokで発信している「ラブホあるある」は累計の再生回数が300万回を超えるなど反響が大きい。

ラブホの使い方 in渋谷
@yo_guru_taro

※あるある ※ホテル

♬ オリジナル楽曲 - きつね 大津 - きつね 大津

 また、こういったあるある以外に、一般のクリエイターが施設紹介的な動画を多く投稿している。古くは回転ベッドやメリーゴーランドなどがお馴染みだったが、最近は露天ジャグジーやウォータースライダー、グランピングまでできるものもあったり、入退室の仕方や映える設計の施設、映画館や電車などホテル内の各部屋が全て違うコンセプトで作られているところまであるのだとか。

 そういった情報も、かつては成人向けのコンテンツで仕入れたり、先輩たちから教えてもらったりと、こっそり手に入れていた方は少なくないだろう。しかし、いまはSNS全盛の時代。TikTokでは「グランピングができる」「チョコレートの風呂に入れる」などの“おしゃれな場所”として紹介されているところに、時代の流れと面白さを感じる。

 そんなラブホのなかでも変わり種の施設が様々な視点で紹介されたのが、FANZA TVで放送中のオリジナル番組『東京スキャンダルクラブ』。MCのみなみかわと芸人ゲスト・セクシー女優たちが毎回「地上波で放送できない、街で囁かれるエッチな噂」を検証する、新感覚バラエティだ。

 ラブホテルを取り上げた「#7 最近のラブホテルにはセックス以上の感動があるらしい…!?」には先述したラランド・ニシダときつね・大津広次のほか、セクシー女優の古川ほのか、七ツ森りり、楓ふうあ、葵いぶきがスタジオに登場。番組では敷地内でヤギを飼っているラブホや、敷地内に海があるアミューズメント性の高い施設などが次々に紹介されていく。七ツ森が昭和風のホテルに「貝殻のベッドで写真撮りたい!」と食いついたり、楓がボートに乗って部屋まで行く特殊なホテルの映像に笑いが止まらなかったり、葵が“日本一オープンなラブホ”に「わざわざセックスするためにここに行くのは……」とドン引きしたり、「ラブホにセックス以外の目的はない」とプレゼンに懐疑的だった古川が最終的にはノリノリだったりと、各自の反応が個性的で面白かった。

 ほかにも数々の施設や豆知識、さらにラブホあるあるなどが紹介されたりと、勉強になりつつバカらしくもある“エロ面白さ”が相変わらず癖になる放送だった。知っておくと今後の人生においておそらく役に立つであろう“ラブホ雑学”満載だった今回。情報収集してみようかなと思った方は、ぜひ番組本編を見ることをオススメしたい。

■番組情報
オリジナル番組『東京スキャンダルクラブ』
FANZA TVにて、毎週水曜日18時最新話公開
番組URL:https://rcv.ixd.dmm.com/api/surl?urid=TxCNg2D7

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