新しい環境でのコミュニケーションに使える? 音楽アプリを介した交友関係の広げ方を考えてみた
4月を迎え、新しい環境で奮闘している方も多いのではないだろうか。人間関係に不安を抱えやすい新生活だが、音楽やポッドキャストのような話のネタがあれば、恐れる必要はないかもしれない。ただ手ぶらで話すだけでなく、たとえば音楽アプリのように目に見えるものがあれば、さらに相手との距離感を縮められるだろう。そこで本記事では、筆者が愛用するSpotifyの様々な機能を使用して、初対面の相手や社交場、久しぶりに再開した人と円滑に交流関係を広げるための方法を考えてみようと思う。
Blend:新しい友達とアイスブレイク
Blendとは、自分と招待した10名までの好みの楽曲が反映されたプレイリストを、Spotifyが自動作成する機能。会社の同期や学校でできた新しい友人と距離を縮めたい……でも、糸口が掴めない。そんな人は思い切って、Blendを試してみてほしい。同じアーティストやジャンルが好きな場合はその話題で盛り上がったり、自分の知らない曲を教えてもらったりと、話のネタになるだろう。
大学のサークルや会社の同期など多くの人が集まる場で使用して、作成されたプレイリストをBGMとして流せば、参加者全員の好きな系統の曲を必ず聴くことができる。また、作成されたプレイリストから自分の要素を探すことはそれだけで楽しい。そのため、Blendそのものをレクリエーションの一つとして捉えても面白いかもしれない。
SNSシェア:"共有”がオンラインでの新たな出会いにつながる
新しい出会いは学校や職場だけではないだろう。Spotifyの楽曲シェア機能を使用して、#を付けたり、楽曲に対する感想を投稿したりすることで、他のユーザーとつながることもできる。春は新しいことを始めたくなる季節。これまで使っていた身内同士でのSNSでシェアするだけでも十分楽しめるが、音楽専用の新しいアカウントを作って、交流を広げる選択性があってもよいだろう。
また、Snapchat上にシェアできる新機能「楽曲シェアレンズ」なら、学校の友人や職場の同僚と、オンライン上で共通の音楽の趣味で盛り上がることは間違いないだろう。話すきっかけがなかった会社の上司や学校の先輩に話かけやすくなるだけでなく、発信することで、「あのバンドなら彼も好きだったよ」といった、ひとづての紹介も増える可能性もある。
Jam:離れてしまった友達も大切に
新しい環境に溶け込むことも大切だが、距離こそ離れてしまったものの、旧友とはずっと良好な関係を築き続けたいもの。ただ、久々に地元に帰り、話してみると思ったより会話が弾まない……なんてことも。そんな場合は「Jam」の使用がおすすめだ。
Jamは、リアルタイムでリスニングセッションを楽しめる機能。思い出の曲を聴きながら、その曲にまつわるエピソードを話したり、最近ハマっている曲をシェアしながら、近況報告をしたりしていれば、自ずと元の二人の会話のリズムに戻っているだろう。
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