見取り図・盛山、ベンツ納車を報告 “ホームレス”時代からの逆転劇が反響「成功者や」

 お笑いコンビ・見取り図の盛山晋太郎が、「メルセデス・ベンツ G-Class」通称「ゲレンデヴァーゲン」を購入および納車したことをYouTubeの動画で報告した。

 2024年4月8日、公式YouTubeチャンネル「見取り図盛山プライムビデオ」に公開した「【祝納車】見取り図盛山がベンツを購入!」と題した動画で、盛山は「今日はもうテンションが爆上がりしております。ずっと待ってました」と切り出し、この日が車の納車日であると伝えた。

 やってきたのはメルセデス・ベンツの正規販売店「メルセデス・ベンツ中野」。「正直、このワクワクは抑えきれませんでした」という盛山は小学生時代、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』が発売される一か月から「寝られへんくらい楽しみやった」と述懐した上で、「あのときの1000倍くらいワクワクしてます」と興奮を伝えた。

 盛山はまだ愛車をその目で見たことがない。それゆえ、間近に迫る初対面を前に「心の準備がいる」といい、コーヒーを持つ手が震え、「タバコ吸っといていいですか?」と喫煙所で一服するなど、とにかく落ち着かない様子だ。

 そしてついに対面を果たすと、「かっけぇ!」と声を上げ、思わず笑みをこぼした。盛山が新たに購入した車は「メルセデス・ベンツ The G-Class」。その大柄で重厚感のある車体を前に「見てこれ! 圧倒的な力。すっごい覇気感じるわ!」と声を弾ませる。

 ボディーカラーは「ぺリクラスグリーン」。盛山は「深緑といいますか、カーキといいますか。もともとゲレンデのルーツって軍用車なんですけど、ほんとの軍用車のようなこの色合い。まずこれに惚れ込みました」と説明した。加えて、ドアを閉める際の音も気に入っているらしく、何度もドアを開け閉めして「(スマホに)充電器を挿した時、この音鳴るように設定したい」「ヒーリングやな」とはしゃいでいた。また、内装はこげ茶色に近い「エスプレッソブラウン」となっており「間違いないじゃないですか。緑と茶色」と、自身がチョイスした配色を自画自賛していた。

 その後、実際に運転してみることに。公道に出ると盛山は「めっちゃ緊張してる」と漏らし、ハンドルを握りながら「うわ、すごいな。これ俺の車かよ?」「信じられないです」と、ゲレンデを自家用車としていることに現実感がないといった口ぶりだった。そう語るのも無理はない。いまでこそ売れっ子芸人となった盛山だが、「20代のとき、金なさ過ぎて家賃払えなくて(家を)追い出されたりしていた」とのこと。さらにヘビースモーカーであるため「公園でシケモク拾って吸ってた」と述べ、この住所不定時代は「難波の劇場を住所にしてた」という。

 過去の苦労を思い返すほど、今手にしている成功の喜びが強く感じられるものだ。盛山は「その頃から考えると、いまゲレンデを自分の相棒として運転してるなんて……。すごいわ、ほんまに」としみじみとつぶやいていた。

 こうして、不遇な時代を経て一流芸能人の象徴とでもいうべきゲレンデを納車した盛山に対し、コメント欄には「家賃払えなくて家追い出されてた男がベンツ買えるまでに売れたなんて感動」「めちゃくちゃカッコいいし似合いすぎてます!!」「家賃30万のマンションに1000万超えのベンツ……成功者や……。」など、祝福や称賛の声が相次いでいる。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる