『恋ステ 2024冬』4話ーー1人に絞れずに手を繋ぐ……“オリックス宮城の妹”の欲張りな思い
2週目の始まりは、恋ステ2023春からのリベンジメンバー・しおん(市原 志音)がやよい(宮城 弥生)をプリクラに誘う場面から。プリクラ内でのしおんからの急接近、空中ブランコでのナチュラルな手繋ぎ……など、クールに見えて積極的なアプローチに、やよいは「ドキッとした!」と嬉しそうな表情。そんなやよいは恋ステの醍醐味である“会えない期間”に、“いままで通り”かいら(東野 海来)としょうのことを考えていたことを仄めかす。
一方、スマートに女子を誘うしおんの登場に焦りを感じている男子メンバーも。りあの(永安 梨愛)と水上アトラクションを楽しむしょう(宮本 翔)だ。スノボデートでのしょうのリードが刺さったのか、りあのも彼のことは“気になる人”として候補に入れている様子。しかし、カップルが成立した場合、2人は兵庫と北海道の遠距離恋愛になる。過去の恋ステでも「距離の壁」を気にするメンバーは多かったが、しょうとりあのにはどう映るのだろうか。
そして今回は、しょうにとって「年下っぽさ」が大きな課題になる回となった。いつも明るく場を盛り上げ、スタジオからも恋ステ2024冬のムードメーカー・“しょうちゃん”の愛称で応援されているしょう。そんな彼の馴染みやすさは素晴らしい長所でもあるのだが、高校1年生のりあのから見て「中2」のテンションに感じられてしまう場面も。
せっかく清水翔太の「君が好き」をかっこよく歌い上げたのに、<だってこんな君を愛せるのは僕だけ>の歌詞でややふざけてしまうようなお茶目な一面が、やよいの言うところの「弟みたい」な雰囲気に繋がっているのだろう。
やよいの反応に「俺って振られたんですか?」と悲しそうな表情を見せたしょうだったが、りあのからは彼のありのままの一面も含めて好感を得ていそうな様子もうかがえる。今後の展開で、しょうの“恋愛モード”が見られることを期待したい。