宅トレクリエイター・竹脇まりな×バディが語る クリエイターを陰で支える“サポート”の力

竹脇まりな×バディが語る“サポートの力”

 近年、様々なヒットコンテンツや人気クリエイターが生まれているYouTube。チャンネル登録者数や再生数といった形で人気が可視化され、激しい競争が繰り広げられる世界で、大勢の人気クリエイターをサポートしているのがインフルエンサー業界を牽引するUUUMだ。

 とくに同社で「バディ」と呼ばれるマネージャー陣は、クリエイターの人気を裏で支える重要なポジション。世間では世話役のようなイメージがあるマネージャーだが、同社はバディを“クリエイターとともにビジネスをつくる”役割と定義している。

 UUUMに所属し、「宅トレを文化にする」をミッションに、YouTubeチャンネル・Marina Takewakiと宅トレブランド『MARINESS(マリネス)』を手がける竹脇まりなも、バディからさまざまなバックアップを受けている一人。今回は、竹脇とバディの谷ノ上果琳と梅田沙弥に、サポート内容やクリエイターとバディの関係性、やりがいを聞いた。

バディはクリエイターの“身体の一部”とも言える存在

ーー竹脇さんは2019年12月にUUUM専属クリエイターになりましたが、所属の経緯を教えていただけますか?

竹脇まりな

竹脇まりな(以下、竹脇):当時、私はアメリカに住んでいたのですが、YouTubeの登録者数が少しずつ伸びてきて、いろんなお仕事をしていきたいという思いがありました。ただ、私は初心者でなにもわからない状態で。そもそもUUUMにはたくさんのクリエイターが所属していて、YouTubeの最前線で活動されている方がすごく多い。業界のなかで活躍されている方が大勢いる事務所であればさまざまなノウハウが得られるんじゃないかと思い、UUUMに所属しました。

ーー谷ノ上さんと梅田さんは、竹脇さんの第一印象は覚えていらっしゃいますか?

谷ノ上果琳

谷ノ上果琳(以下、谷ノ上):私は2年半ほどまりなさんの担当をしていますが、最初に会ったのは担当になる前、ちょうどUUUMの子会社「P2C Studio」とMARINESSを立ち上げるタイミングでした。急遽ミーティングに呼ばれて意見を求められたのですが、初めてお会いして5分でまりなさんに「なんて呼ばれてるの?」「その意見すごく参考になりました」と話しかけていただいて、ウェルカムな姿勢の方だなという印象を持ちました。ウェルカムなのはコンテンツの企画や運営、ブランド責任者でもあるご主人のダーウィンさんも同じですね。

梅田沙弥(以下、梅田):私はまりなさんの担当になってまだ3か月くらいですが、初対面のときにすごくオープンに迎え入れてくださる方だなと思いました。初めて会ったのは商品会議中だったのですが、まりなさんにこそっと挨拶したら、議論が続いているにもかかわらず、「うめちゃんって呼ばれてるんですよね」と返してくださって。まりなさんのどんなときでも迎え入れてくれる体勢のおかげで、チームに入りやすかったのを覚えています。

ーー初対面が会議中というのは驚きですね。竹脇さんは普段、活動をともにするバディのおふたりからどのようなサポートを受けてらっしゃるんでしょうか?

竹脇:主にサポートいただいているのは、YouTubeコンテンツの企画や視聴者へ宅トレを知ってもらうためにどのようにコンテンツや情報を届けるか、視聴者のフォローの仕方というところです。ブランドチームと私の間にも二人が入り、円滑に話し合いが進むようにサポートしてくれていて、ブランドでもチームの一人として意見を出してくれています。

 マネージャーという言い方をすると、タイムスケジュールの管理など業務における整理整頓をやってくれるイメージをもたれますが、実際は私の脳、右腕と左腕という感じで、一つ一つの企画に関わってくれています。どうやったらチャンネルを伸ばせるか、どうしたら宅トレを広められるか、その目的に向かって並走している、本当に“バディ(仲間)”という言葉がすごくしっくりくる関係性だなと思っています。

ーーYouTubeのみならず、かなり幅広いサポートを受けていらっしゃるんですね。バディは竹脇さんの一部ともいえる印象を持ちましたが、おふたりは竹脇さんをサポートするうえで心がけていることはありますか?

谷ノ上:心がけているのは本音で喋ることです。私も梅田も、MARINESS事業に関わるメンバーもみんながちゃんと自分が思ったことを言う。それがまりなさん、ダーウィンさんと違う意見であっても尊重する文化があるので、意見を言うことで必ず受け入れてくれるということをすごく感じています。



梅田沙弥

梅田:まりなさんだけでなく、全員が“みんなでワンチーム”という意識がすごく強いチームなので、一緒に動画の再生数を伸ばす方法やブランドチームと一緒にできることはないか、常にワンチームという意識を持っています。いろんなサポートや仕事をしているというのを、まりなさんと一緒に働かせていただくようになってからすごく感じています。

ーークリエイターもバディもチームの一員という意識を強く持っているんですね。竹脇さんと活動を共にするなかで、バディからみたこのチームの強みはどういったところだと思いますか?

谷ノ上:タッグを組んでいる感じが強くて、マネージャーとクリエイターじゃなくて“バディ”として2人3脚で一緒に進んでいる感じです。

 まりなさんだけでなく、弊社に所属するクリエイターはこの傾向が強いと思いますが、このチームは毎週、丸一日かけてチャンネルとブランドの課題や向かいたい場所について全員が本気で向き合う日があるので、一緒に進んでいる実感が増します。このチームならではの特別な時間だと思っています。

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