開発陣の愛に感謝の涙……十束おとはの『龍が如く8』レビュー

十束おとはの『龍が如く8』レビュー

『龍が如く』制作スタッフ陣の愛に思わず涙

 今回のボリューム感はまさに愛と情熱。「このゲーム作品のファンでよかったな」と思えることがいちファンとして幸せな瞬間なのですが、今作はまさしくそう思えた作品でした。個人的には『龍が如く7 光と闇の行方』の満足度が高かったので今作にも大きな期待を寄せていたのですが、それを遥かに超える楽しさであったといえます。今回で桐生の冒険は最後なのかな、と思うのですが、クリアした後はゲームをプレイする前の悲しさはなく、充実感とあたたかな気持ちでいっぱい。それはきっとストーリーだけではなく制作陣の愛と情熱にも感動したからだと思いました。ストーリーやサブコンテンツには先ほど触れましたが、もちろんゲーム性も素晴らしく終始楽しくプレイできたんです。

 前作からターン制RPGのシステムが採用されており、パーティーと力を合わせて戦っていくのですが、前作よりも圧倒的に戦略的且つ自由に戦闘ができるようになったといえます。ジョブもハワイならではのものが選択でき、さらに幅が広がりました。また、ボタンひとつで戦闘可能なクイックバトルも搭載され(できる戦闘は限られていますが)、時間がない方も安心して進めることができます。ぜひ自分のこだわりを詰めたパーティーで戦ってみてはいかがでしょうか。

 以上、『龍が如く8』の魅力を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。実際にプレイするのが1番魅力を感じることができると思うので、ぜひ気になった方は遊んでみてくださいね。私もストーリーはクリアしたものの、まだ遊べていないコンテンツがたくさんあるので引き続き楽しみたいと思います。そして、これからの「龍が如く」の展開も楽しみに、今後も応援していきたいと思いました。

©SEGA

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