戦闘、誘拐、略奪なんでもアリ 人気YouTuberの“サバイバル企画の進化”を解説
しかし、このサバイバル企画はまだまだ終わらない。動画の最後には、スタッフから「自分たちで船をつくって、本土に戻る」というミッションが告げられており、2組が協力して本土に戻る様子が映されている。ちなみにこの先のストーリーが観られるのは、ストリーミング配信かBlu-rayのみ。視聴者たちを楽しませるコンテンツが、まだまだあるようだ。
今回のサバイバル動画は、普段から型にとらわれないコンテンツをつくるだいにぐるーぷが企画、制作したものとあって、多くのYouTuberが手がけたものとは桁違い。動画の軸となるストーリーにおいては、頭脳明晰で学校の2軍的なだいにぐるーぷを“陰”、一際明るい人気者で、学校の1軍的なレイクレを“陽”とした対比が随所でスパイスとして作用し、笑いどころをいくつもつくり出していたのが印象的だ。
さらに、これまで無人島で行うことがほとんどだったサバイバルを、現地の協力のもと、海外の有人島で行ったことも、画期的な進化。ヒットの理由は、だいにぐるーぷの頭脳とレイクレの演者力にあったと思われる。多くのYouTuberと視聴者に愛されるサバイバルは、だいにぐるーぷの自由な発想のもと、ストーリー、ステージともに大きな進化を遂げたようだ。























