Z世代がエモすぎるカメラ『PaperShoot』をレビュー 毎日持ち歩きたくなるオシャレさ

エモすぎるカメラ『PaperShoot』をレビュー

 日々エンタメ×テクノロジーについて発信するリアルサウンドテック編集部。腕利きの執筆陣による読み物も好評ですが、一方で若年層の読者も多い媒体として、参考にしているのは現役大学生たちの声。連載「Z世代のリアルレビュー」では、編集部にインターンスタッフとして勤務する現役大学生ライターの視点から、毎週さまざまなトピックをお届け。今週は、成人式が間近に迫っていてウキウキの田中がお送りします。

 今回はエモい写真が手軽にとれるデジタルカメラ『PaperShoot(ペーパーシュート)』を、販売元であるPinkoiからお借りしたので、筆者が本製品で撮影した思い出の写真とともにその魅力をお伝えしていきます。

 台湾発の本製品は、ケースが環境にやさしい紙の素材で作られており、見た目がオシャレなだけでなく、トイカメラとは思えないクオリティのレトロな写真を撮影することができるのです。

その日のコーデに合わせてカメラも着せ替え

 『PaperShoot』はその名の通り紙のケースを装着するため、非常に軽くて薄いのが特長なのですが、着せ替えをすることもできます。

 着せ替えは、電池を入れた本体をケースで挟み、ネジで留めれば完了です。ケースは台湾のデザイナーとコラボした可愛らしいデザインやガジェット感のあるクリアケースなど、バリエーション豊富で思わず全部揃えたくなります。

スタイリッシュなデザインの『CROZ ヴァンガード』
スタイリッシュなデザインの『CROZ ヴァンガード』

 今回、Pinkoiさんが自分で自由にデザインすることができる白紙のケースを提供してくれたので、さっそく筆者も色鉛筆やクレヨン、シールなどを使って可愛くデコってみました。カメラレンズを保護してくれるレンズキャップも、桜をモチーフにしたデザインでケースとの相性抜群です。

 カメラを手軽に着せ替えられることで、その日のコーデや気分に合わせてカメラをファッションアイテムとして取り入れられるのはうれしいポイントです。

 筆者もコーデに合わせて本製品を着せ替えしてみました。

フィルムカメラのような撮影後の仕上がりを見るまでのワクワク感が楽しい

 『PaperShoot』の魅力の一つは絶妙なアナログとデジタルの融合です。撮影した写真はSDカードでスマートフォンやパソコンに転送することができますが、撮影した写真をすぐに確認することはできません。だからこそ、撮影後どんな仕上がりになっているのかわからないフィルムカメラのようなワクワク感を味わうことができるのです。

 シャッターボタンは本体の左前面についており、手を伸ばしながらの自撮りも簡単にできます。「カシャッ」という気持ちの良いシャッター音もレトロ感を感じられます。また撮影時には、本体のスイッチからカラー、モノクロ、セピア、ブルーの4種類のフィルターを選択することができ、その時の雰囲気に合った写真を撮れるのもうれしいポイントです。筆者のお気に入りはセピアのフィルターで撮影した写真で、いつも使っている散歩道も昭和レトロ風なエモい写真に仕上がります。

エモい写真を撮る助けに リングライトやエフェクトレンズなどのオプション品も大活躍

 夜のスナップで大活躍のリングライトやエフェクトレンズを装着することで、より魅力的な写真を撮影することもできます。今回筆者が試したのは「魚眼レンズ」と「スターレンズ」の2種類です。

リングライト
リングライト

 エフェクトレンズはオシャレな缶ケースに入っていて、持ち運びにも便利です。

 魚眼レンズで筆者の愛犬を撮影してみました。本レンズを使用すると遠近感がより引き立つ仕上がりになるため、中央に強調したい部分を合わせて撮影することがオシャレに撮影するポイントです。

魚眼レンズで撮影した愛犬
魚眼レンズで撮影した愛犬

 またスターレンズを装着して光りを撮影するとキラキラとした写りになってくれます。とくにイルミネーションの撮影との相性が良く、より幻想的な写真を撮ることができるので、今のシーズンと相性ピッタリです。

ブルーのフィルター・スターレンズを使用して撮影した六本木のイルミネーション
ブルーのフィルター・スターレンズを使用して撮影した六本木のイルミネーション

 コロナ禍のまっただ中に青春時代を送った筆者は、マスクの着用義務や運動会・修学旅行の中止になるなど、制限が課せられた学生時代を過ごしました。そうした理由もあって、日常を記録するときの“思い出”の印象が強まるレトロな写真に魅力を感じてきました。

 おそらくZ世代の間でレトロブームが続いているのも、レトロな写真特有の雰囲気に引き込まれる人が多いからなのではないでしょうか。だからこそ、レトロな写真を手軽に撮影できる本製品はZ世代にこそおすすめしたい製品なのです。クリスマスプレゼントにもぴったりな『PaperShoot』で、思い出の印象が強まる“エモい写真”を撮影してはいかがでしょうか。

■関連リンク
『PaperShoot』製品ページ:https://jp.pinkoi.com/store/papershoot
『PaperShoot』特集ページ:https://jp.pinkoi.com/topic/papershoot-jp

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