『ユニコーンオーバーロード』に感じる“オウガ”の息吹 アトラス×ヴァニラウェア新作に期待すること
11月16日、『ユニコーンオーバーロード』の新情報が発表された。
ゲーム業界のゴールデンタッグが手掛ける完全新作として、発表時から大きな話題を集めた同タイトル。発売が近づき、情報が明らかとなるにつれ、おぼろげながらその輪郭が見えてきつつある。
『ユニコーンオーバーロード』はどのようなタイトルとなるのだろうか。概要から、その期待値を考える。
アトラス×ヴァニラウェアのタッグが贈る、完全新作のSRPG『ユニコーンオーバーロード』
『ユニコーンオーバーロード』は、アトラス×ヴァニラウェアのタッグが贈る、完全新作のファンタジーシミュレーションRPGだ。舞台となるのは、5つの国家からなるフェブリス大陸。コルニア王国は、やがて大陸全土へと広がっていくヴァルモアの反乱によって亡国となり果てた。なんとか生き延びた同国の王子・アレインは、伝説の「一角獣の指輪」を手に、解放軍を率い、民を平和へと導いていく。
開発を手掛けるのは、『オーディンスフィア』や『朧村正』『ドラゴンズクラウン』『十三機兵防衛圏』といったタイトルで知られるヴァニラウェア。発売を「女神転生」シリーズや「ペルソナ」シリーズなどで知られるアトラスが担当する。両者はこれまで、『朧村正』を除く、上述のヴァニラウェア作品で手を取り合ってきた。そのすべてが高い評価を獲得していることを考えても、現在のゲーム業界において、もっとも信頼できる開発/発売のタッグのひとつだと言えるだろう。
公式の紹介によると、『ユニコーンオーバーロード』の特徴は「1990年代の名作シミュレーションRPGが持つ重厚な雰囲気や戦術性をフィーチャー・継承した、懐かしくも新しい、唯一無二のゲーム体験」にあるとのこと。独自のバトルシステムはもちろんのこと、オンライン対戦といった要素も盛り込まれるようだ。
『ユニコーンオーバーロード』は、Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox Series X|Sで2024年3月8日に発売予定。価格は、パッケージ/ダウンロード通常版が税込8,778円、パッケージ限定版が税込17,578円、ダウンロード豪華版が税込13,178円(※)となっている。
※パッケージ限定版/ダウンロード豪華版には、16-bitアレンジミュージックアルバム、アートブック(ともに後者はダウンロードコンテンツとして)が付属する。また、パッケージ限定版のみ、豪華スペシャルBOX仕様となっており、オリジナルのアナログカードゲームも同梱される。