十束おとはによる『Meta Quest 3』レビュー 「夢に見た世界」の訪れに大興奮!

十束おとは『Quest 3』体験で大興奮

 みなさん、こんにちは! 十束おとはです。

 いきなりですが、最近わくわくしてますか?

 今回の「テックファウンダー」では、最近私が1番わくわくした「テクノロジー」として、10月10日に発売されたばかりの『Meta Quest 3』の体験レビューをお届けいたします。

『Meta Quest 3』先行レビュー! パススルー性能が大幅に向上した“MR向き”と呼べるものにーー『Quest 2』『Quest Pro』は引き続き併売

Metaからいよいよ『Meta Quest 3(以下、Quest 3)』が登場する。予約開始日は9月28日、発売は10月10日を…

 なにやら「MR(複合現実)」を体験できるとな……?」とふんわりした知識で臨んだのですが、実際に触れてみると「これは現実が変わるぞ! すごいな!」という、思わず語彙力がゼロになってしまうほどの感覚になれました。少しでもその感動がみなさんに伝わるように書いていきますね。

 まず、『Meta Quest 3』とご対面。

 思っていたよりも軽く、小ぶりなことに驚きました。こうしたVR用のHMD(ヘッドマウントディスプレイ)は「つけていると重くて疲れてしまうのでは?」と思っていたのですが、これなら問題なさそう。快適なMRライフを送れそうです。

 早く体験したいという気持ちが抑えられず、さっそく装着していきます。

 まず、付けて感動したのが画質の良さと音質の良さ。ゲームや映像の画面はもちろん、ヘッドセットをつけたまま現実世界を見られる「パススルー機能」に関しては想像を超えるリアルさで、目で見たときとまったく同じとまでは言わないものの、日常生活問題なく送れそうなほどでした。

 実際、ヘッドセットをつけたまま部屋の中を歩いたり、飲み物を飲んだり、マネージャーさんとアイコンタクトをとったりと、従来では考えられない行動をしていて感動。ちなみに、SNSで話題になっていたようにレシピのサイトを目の前に出しながら料理をしたり、洗い物ができたりもするらしいです。SF映画の世界か……?

 音質についても、イヤホンをしていないのに自分の耳に直接届いているようなリアルさがあり、不思議な感覚でした。きちんと重低音がズーンと身体に響く感覚もあり、臨場感を味わうことができます。

 序盤からすでに感動しっぱなしな私ですが、「現実×ゲーム」を組み合わせたMR体験ができるということで、さっそくゲームをプレイしてみます。

 ゲームを始めるまえに、部屋の空間認識をおこなうのですが、1分もしないうちにスキャンが完了し、スムーズにゲームを開始することができてびっくり! 部屋の壁や天井、床までくまなく認識することによって自分がいる空間すべてを使ってゲーム体験ができました。

 ちなみに、こちらは『Meta Quest 3』に搭載された「深度センサー」のおかげなのだそう。空間でぬり絵をするような感覚でスキャンしていきます。スキャンし終えた場所を見てみると、現実空間と仮想のプレイ範囲がぴったりと重なりあっていて、もしかしてヘッドセットを外したら現実でも表示されているのでは……と思うほどです。

 さっそくアプリの選択画面にいくと見覚えのあるゲームが。『サンバDEアミーゴ』だ!

 なんとびっくり、現実の部屋の中にゲーム画面が映し出されているではないですか。感動しながら汗だくでプレイしたのち、最後はジェットコースターに乗って体験終了! ジェットコースターはあまりに怖かったので、マネージャーさんにも体験してもらいました(笑)。

 以上、『Meta Quest 3』の体験レビューでした。いよいよ夢に見た世界が現実に来たな!? と思える時間だったので、ぜひみなさんにも挑戦してみてほしいです!

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