『今日好き。カンヌン編』しゅうまきカップルインタビュー 「本当にまきちゃんしか見えてない」

『今日好き』しゅうまきカップルインタビュー

 現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』(ABEMA)。10月2日に最終話を迎えた『カンヌン編』では、しゅう(武田愁)×まき(冨永真姫)の“しゅうまき”カップルが新たに誕生した。

 しゅうが初日から育んできた一途さが、まきの心を振り向かせ、念願のカップル成立。取材中にこぼした「本当にまきちゃんしか見えていない」という言葉通り、お互いに対極の磁石が埋め込まれているかのように、意図せず同じ何度もタイミングで顔を向け合い視線を通わせていた“しゅうまき”のふたり。そんな彼らだけの空間に少しだけお邪魔させてもらう気持ちで、カップル成立の裏側や近況を教えてもらった。(一条皓太)

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「僕の方が寝落ちをしちゃうタイプなんです」(しゅう)

ーーさまざまな語りどころがある『カンヌン編』ですが、しゅうさんはまきさんに対して、とにかく一途にアタックしていましたね。

しゅう:頭のなかで「この子と付き合うか、あるいは誰とも付き合わないか」の2択が浮かんでいたくらいでした。もちろん他のメンバーもみんな素敵で「ほかの子と結ばれればよかった」って最後に後悔しないように、視野を広く持とうと意識はしていたんです。それでもやっぱり、まきちゃんとしか結ばれたくなくて。もう一目見た瞬間、誰よりもキラキラと輝いて見えていたんですよね。完全に直感でした。

しゅうまき

まき:私もそう。ぱっと見で話しやすそうだったし、なにより雰囲気がすごく好みだった!

しゅう:まきちゃんは他の男子からもすごくモテていたよね。改めてオンエアを観ていると「この2ショットのとき、まきちゃんのキモチがこんなふうに動いていたんだ」と初めて知ることもあって。そのたびに「危ねぇ〜」って思わされていた(笑)。

ーーライバルのあとひと押しがあったら、しゅうさんの幸せも崩れていたかもしれないと。

しゅう:そういうことです。

まき:逆にしゅうは、他の女子メンバーと2ショットを全然していなかったよね。2日目のグループ行動で私と離れ離れになっていたはずなのに、すごく意外だった。

しゅう:この旅を通して、まきちゃんとしか2ショットをしたくなかったから。

ーーこの取材中も感じるところですが、しゅうさんの仕草や声は本当に落ち着きますね。スタジオの“恋愛見届け人”を務める中川大輔さんから「ドラマでするイケメンの演技ができている」とコメントがあったのも頷けます。

しゅう:この声を聞いて落ち着くなんて、生まれて初めて言われました。しかも、あの中川さんに。僕は将来の夢が俳優なので、中川さんに褒めていただけて本当に光栄でしたし、今後の自信にもなり。

まき:日頃から電話をしていても感じるんです。しゅうの声、落ち着くぅ〜って。

ーー「落ち着くぅ〜」は、絶対に落ち着きを感じている方のテンションじゃないんですよね(笑)。その癒しボイスで、寝落ち電話などもしているのでしょうか。

しゅう:実は、僕の方が寝落ちをしちゃうタイプなんです。しかも、電話ではなくメッセージのやりとりをしながら。もうあと少しで「おやすみ」と言えば会話が終わるのに、気づいたら寝落ちしているんですよね。それで翌朝、寝落ちしていた事実にガクリとうなだれて、まきちゃんに「ごめん」って送るまでがセットになっています。

ーーそれもまたひとつの幸せの形ですよ。

まき:いやだ。

ーーでは、しゅうさんには寝落ち改善に向けて努力してもらうということで(笑)。改めて旅の振り返りとなりますが、まきさんは2日目、はなみちさん(植野花道)から朝デートに誘われました。男子部屋からはなみちさんを見送っていたとき、しゅうさんはどんな心境だったのでしょう。

しゅう:「先に行かれちゃった〜」の一言でした。とはいえ、さすがはなみちくん。悔しさよりも、カッコよく思えてきて。これまで旅を継続してきた経験を活かした行動力に対して、素直に尊敬しかなかったです。

ーー『カンヌン編』はライバル同士がわかりやすく火花を散らす展開こそなかったものの、えいじさん(吉田叡史)ともまきさんを追う仲ではありましたね。

しゅう:そうですね。とはいえ、えいちゃん(えいじ)とも本当に仲よしで、いまでも連絡を取っています。面白い性格なのはもちろん、お互いのキモチも伝え合える仲で、本当に最高の友だちに出会うことができました。それに5話では、気になる相手への“最後のアピールタイム”にも関わらず、「しゅうはマジで頼れる男だから」って、僕だけでなく、まきちゃんの背中まで押してくれて。この旅でいちばんカッコよかったし、オンエアを観ていて本当に感動しました。

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