『今日好き。夏休み編2023』れいみひカップルインタビュー　ミステリアス×ツンデレの恋はどうやって実った？

　現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける恋愛番組『今日、好きになりました。』（ABEMA／以下：今日好き）。8月21日に最終話を迎えた『夏休み編2023』では、みひろ（小幡海潤）×れい（向井怜衣）の“れいみひ”カップルが新たに誕生した。

　口数が少なく、ミステリアスなみひろと、読めないタイミングでツンデレ気質が飛び出すれい。落ち着いたふたりは、性格的も似ているのかと思えば、意外にもそうではないとのこと。今回の旅の振り返りはもちろん、スタジオの“恋愛見届け人”である中川大輔を熱狂させた感想、さらには現役高校生たちのリアルな“記念日事情”について、特別に教えてもらった。（一条皓太）

ふたりがカップル成立した
『今日、好きになりました。夏休み編2023』

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「みひろの近くになるべくいることを意識していました」（れい）

ーーカップル成立、おめでとうございます！　はじめに、ご自身が恋する姿をオンエアで客観的な視点で観て、どのように感じたかを教えてください。

みひろ：もう恥ずかしかったです、全部（笑）。あくまで素の自分で臨みましたが、女子と接することに慣れてない感じがあって、どこかぎこちなくて。

れい：私は九州弁のせいかもしれないけれど、自分の口調が強いなって思った。もう少しお淑やかにしておけばよかった……。

ーーれいさんは、スタジオの“恋愛見届け人”である中川大輔さんにどハマりしていましたね。「自分より年下だけど、“やればできんじゃん”とか言われたい」なんてコメントもありました。

れい：中川さん、最高。オンエアを観ていて、面白すぎて本当に爆笑しちゃった。

みひろ：実際に旅をしているときは、あのツンデレ具合には気づいていなかったよ。

ーー実際のところ、みひろさんも「やればできんじゃん」と言われていたりは？

みひろ：言われたことない。

れい：言っていないです！（笑）

ーーなるほど。ここからは旅をしていた当時の心境について詳しく聞かせてください。3日目には、2ショットに誘えるのは男子からのみ。女子はフライング告白をできるが、こちらのルールは男子には秘密という、ふたつの特別ルールが導入されました。まうさん（小國舞羽）は、このルールを使ってはなみちさん（植野花道）に想いを打ち明けましたね。

れい：まうの告白には思わず、もらい泣きをしてしまいました。高校1年生で同い年なのに勇気があって、本当に格好よかったです。

ーーこのルールを聞いたとき、れいさんはどんなことを考えていましたか。

れい：フライング告白ができたとしても、私がすることはないなと。むしろ「誰がするのかな？」くらいに捉えていました。というのも、みひろに対する想いが強かったのは確かなんですけれど、私を追いかけてくれるてるくん（川端輝）の存在もあって。最終告白に近づくにつれて、私のなかでどんどん迷いが大きくなってしまったんです。曖昧な気持ちで告白をすることはできないし、たとえ1日目や2日目にフライングできたとしても、私はそうしなかったと思う！

ーーそれでは、“2ショットに誘えるのは男子からのみ”のルールについては？

れい：「誘ってよ〜」って思っていました。みひろから誘われなかったらどうしようって。だから、みひろの近くになるべくいることを意識していましたね。

みひろ：ごめん。れいが近くにいるのは気づいていたけれど、そんなことを考えていたのは初めて知ったかも（笑）。僕自身は2ショットに誘うのが苦手で、どのタイミングで声を掛ければいいのか常に考えていました。本当にタイミングをはかるのが難しくて。だから、この日の夜には絶対に2ショットをしようと。

ーーなぜBBQをしていた昼ではなく、あえて夜の時間帯に？

みひろ：もしお昼に2ショットをしたら、本当に夜の時間に誘いづらくなるんです。てるもれいのことを気になっていたから、僕だけがずっと一緒にいるのもフェアじゃないし。だから、あえて昼に2ショットに誘うことは避けていました。

ーーたしかに、のあさん（田仲埜愛）もまた、まうさんと自分のどちらが先にはなみちさんを2ショットに誘うかなど、自身の“出順”を気にする場面もありましたね。恋のライバルながらも、気になる相手を交互に誘おうとする意識は、実際のところ強くあるものなのでしょうか。

みひろ：自分だけがアピールを続けると、れいとてるのどちらに対しても申し訳なく感じてしまう気がする。れいにはやっぱり、どちらを彼氏にしたいかをちゃんと考えてほしかったし、てるのことも大切な友だちだと思っているので。どちらも平等に、れいと話せる機会を持てるようにって、結構考えていましたね。

れい：あと、連続で2ショットをするのは気まずい（笑）。お互いに“また？”ってなりそうだし、ある程度の話題が溜まってからの方がありがたいかも。女子メンバーの方も、今回の旅ではそんな雰囲気だったと思う。

ーーよくわかりました。その後、夜のグループ行動として大観覧車に乗った際、みひろさんはれいさんに用意していたプレゼントを渡しましたね。ただ、ここでも“好き”という大事な言葉が出てこないことに、れいさんは多からず不満を漏らしていましたが。

みひろ：そうなんです、言うのを忘れていました。いや、気になる相手に付き合う前からプレゼントを渡すことなんてないので、とにかくそこだけに精一杯だったんです。「好きだよ」と言うのも恥ずかしいし、かといってほかの言葉も見つからないし。

れい：そんなことを考えていたのは初めて知ったけれど、精一杯な雰囲気が伝わってきたから大丈夫だよ！（笑）