はじめしゃちょー、自身の精子を凍結保存 デリケートな将来の話題へ踏み込む姿に称賛の声相次ぐ
YouTuberのはじめしゃちょーが、精子の凍結保存をしたと報告した。
6月11日に投稿した動画ではじめしゃちょーは、「動画のタイトルにもある通り、精子を凍結しに行って来たいと思います」と切り出した。本動画の撮影に協力した「はらメディカルクリニック」のWEBサイトによれば、精子凍結とは、「精子をマイナス196度で凍結し保存すること」で、半永久的に凍結保存することが可能な上、安全性は医学的に立証されているという。
はじめしゃちょーは現在30歳で未婚。精子の保存を決断した理由について、「俺がもっとおじさんとかおじいちゃんになった時に結婚が遅くなって、子どもが欲しいなって思った時に、俺の精子が損傷していたり、年を取ったせいで数が少なくなって、子どもができにくくなってたら、『うわぁ、俺、もう、自分の子どもの顔が見られないのか……』と真剣に悩みまして」と述べ、「若いうちの元気な精子を凍結させておけば、将来、どうしても子どもが欲しくなった時に、元気だった時の精子が保存されてるから、それを使えるんじゃないかと思いまして」と説明した。
懸念すべき要因は、加齢だけではない。はじめしゃちょーは「寝不足や食事の偏りが精子の減少に影響があるらしい」としたうえで、「俺ダメじゃん!」「改善すれば良いんですけど、仕事柄どうしても、ハチャメチャな生活になることが多くて」と嘆き、今のうちに精子凍結をする必要性を訴えた。
そんなわけで、はじめしゃちょーはクリニックへ訪問。精子凍結の手順としては、採取した精子の状態チェックをし、結果が良好ならば後日、凍結をするという。専用の機器を使って確認した医師の話によると、はじめしゃちょーの精子は、精子濃度が正常値2000万のところ約6000万、精子運動率が正常値50%のところ48.8%、総運動精子数が正常値2000万という結果だった。その後、送付された診断書に大きな問題が見られなかったため、再度クリニックへ。そして、改めて採取した精子が、マイナス196度の液体窒素で充満したタンクの中へ格納されていった。
こうして、無事に精子の凍結を完了したはじめしゃちょーは、「なんか呆気なかったですね」と率直な感想を伝えた。続けて、精子を凍結したからといって受精する確率が上がるわけではないとし「あくまで可能性を残しておいたという感じ。超期待はせずに凍結させてもらいました」と、改めて意図を説きつつ、最後は「その前にまずは結婚!」と、自虐も交えつつ明るく締めくくった。
これまで動画の中で、幾度となく結婚への憧れを口にし、親交の深いYouTuberの結婚を羨んできたはじめしゃちょー。売れっ子YouTuberとして自身の仕事・ライフスタイルを優先させつつも、「将来的に豊かな家庭を築きたい」という自身の願望を叶える可能性を残すために今回の決断に至ったわけだが、デリケートな内容に踏み込んだ本動画のコメント欄には「この動画のおかげでこういう問題の存在に気づけたし、恥ずかしいことなのに投稿してくれたことが本当にすごい」「なかなか題材にしにくい内容を細かく明るく伝えてくれることに勇気付けられる人多いと思う!」「こういった若者に人気なインフルエンサーがなかなか話題にしずらい事を発信してくれるのって凄い事だと思うわほんと」など、称賛の声が相次いでいる。
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