坊主頭になったDJ社長、Repezen Foxxの“活動休止”を発表　さらなる飛躍に向けた準備期間に？

　6月4日、Repezen FoxxがYouTubeに「レペゼンはしばらくの間、活動休止させて頂きます」と題した動画を投稿、5月31日をもってYouTube活動を1ヶ月間休止すると発表した。しかし、この休止はあくまでも次なる飛躍のための準備期間と言えそうだ。

　昨年末にYouTube活動の引退を発表、その後撤回してからはイベント『炎上万博』の開催や楽曲発表を中心に活動を続けてきたRepezen Foxx。海外進出を掲げ活動していたが、その後は幾度か方針の転換をしていた彼ら。動画のなかでDJ社長は「迷走しとうって言われ続けて」「まぁ正直、本当に何やっても上手くいってなかった」と当時を振り返った。

　メンバーからも再三「社長、一回日本に戻りません？」と提言されたものの、「意固地になっていた」「いや、海外で当たるまで日本には戻らない」と、海外に拠点を置く方針を翻さなかったDJ社長を動かしたのが、DJ銀太だった。

　拙い英語でタイのトップYouTuber・アーティストへコラボ依頼を打診し続け、実現につなげたDJ銀太。DJ社長は「レペゼンがタイで有名になる為にコラボするっていうよりかは、まずこの人たちを日本で有名にしたい」と告げられ、あらためて自分たちが国内のファンから応援されること・注目を集めることの大切さを思い出したという。

　そこで、あらためてRepezen Foxxで一丸となって国内を盛り上げることを決意、その準備のために休止期間を設けることにしたようだ。復帰後は彼らの原点である九州・福岡で結成8周年を記念したライブを実施、さらには47都道府県を巡り「できる限り無料でライブをしていく」と今後の予定を明らかにした。

　年始にリアルサウンドテックで実施したインタビューでは“新たな夢”として大物アーティストとのコラボやアジアツアーの開催といった抱負を語ってくれていたが、ここに来て彼らの原点である九州・福岡から“レペ狂”の祭りが始まりそうな予感だ。

　また、今回の動画では久方ぶりに彼らのメインチャンネルでドッキリ企画を見ることもできた。「坊主頭になったDJ社長に気が付くのか？」という、彼らからすれば非常に健全な企画ではあるものの、DJ社長も「久々にYouTubeを編集してみたらそれはそれで結構楽しかった」と概要欄・コメント欄で語っている。かつての「レペゼン地球」を彷彿とさせるような“貫いた企画”やテンポの良い編集を楽しめる日が再び来るのかもしれない。引き続き楽しみにしていきたいところだ。