『THE SECOND』初代王者のギャロップ・林は“炒飯系YouTuber” おすすめの炒飯を紹介する動画が人気に

 結成16年を超えたコンビが1対1の漫才バトルを繰り広げ、王者を決める大会『THE SECOND~漫才トーナメント~』で優勝したお笑いコンビ、ギャロップの林がYouTubeでも活躍中。ただ炒飯を食べるだけで、ファンの心を掴む理由とは?

中華そばアサヒ製麺の絶品炒飯【チャーハン林#47】

 5月20日、『THE SECOND~漫才トーナメント~』で初代王者に輝いたギャロップ。今後地上波での活躍が期待される中、ひっそりと林が運営するYouTubeチャンネル「チャーハン林」が根強い人気を博している。

 本チャンネルは約3年前から始動しており、その名の通り林が炒飯を食べるだけのチャンネルだ。近年YouTubeでトレンドとなる大食いやドッキリ、ゲーム性のある企画ではなく、林はひたすら炒飯を食べ続けている。

 しかし、いずれの動画も林がおすすめできる、“本当にウマい”店ばかりとなっており、動画を見た視聴者からは「行ってみたい」「本当に美味しそう」といった声が挙がっている。動画内では厨房の調理風景を動画に収めるなど、単なる食事動画とは一線を画す要素もチャーハン林の魅力だろう。

 最新の動画が約4カ月前、その前は7カ月前と更新頻度は低いものの、どの動画も確実に1万回以上の再生数を誇るなど、ファンから根強い支持を得ている。チャンネル初期の動画を見ていくと、「林はよく知らないけど、炒飯が美味しそう」といったコメントもある中、最新の動画には「優勝おめでとう」「THE SECONDで炒飯のことを知りました」など、林が“炒飯系YouTuber”であることも徐々に広まりを見せている。

 YouTubeのなかでも、炒飯の紹介に特化したYouTuberは少数派だ。そんなニッチなジャンルを自分の力で突き進み、確かなファンを獲得している。この独特な尖り方は、自由に動画のスタイルを決めていけるYouTubeならではの特徴と言えるだろう。

 もともと根強いファンを抱えていた林のYouTubeチャンネルは、『THE SECOND』優勝の影響を受け、徐々に認知度が上がっている。今後は地上波でギャロップをみた人たちからの視聴も期待でき、この「チャーハン林」がYouTubeでさらなる人気を集める日もそう遠くはないかもしれない。

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