患者側からではわからない“看護師あるある” 芸人「天才ピアニスト」の動画が秀逸だといえる理由

看護師の仕事は患者の世話だけではない

【看護師あるある】看護師VSドクター 医療現場あるある【バチバチ🔥編】

 また、看護師のみのエピソードに限定せず、吉本興業の医師免許を持つ芸人「しゅんしゅんクリニックP」とコラボしながら、看護師と医者の掛け合い寸劇や、医師と看護師という立場からの率直なトークを展開することもある。それを見ていると、看護師の仕事は決して患者の身の回りの世話や医師の補助的役割だけではなく、人間関係全般のケアが求められているのだと感じるのだ。

動画から流れるポジティブなオーラは応援歌

 【看護師あるある】シリーズに限らず、看護師の仕事をテーマにしたトーク動画を見ていると、ますみが看護師という仕事を心から楽しんでいたのが伝わってくる。離職率が高く、辛い仕事と言われる看護師だが、彼女はなぜ楽しめたのだろうか。

 その答えは、過去のインタビュー記事にあったますみは看護師という仕事が好きで、辛いと感じたことはあっても辞めたいと感じたことはないのだそうだ。そして、辛くなる原因は知識不足にあり、知識をつけることで状況を打破した、と過去を振り返っている。だが、誰もがそう考えられないことや、目的をもって看護師を目指している人たちが多いからこそ行き詰まってしまう気持ちも理解しているのだ。そんな人たちには「仕事のストレスは仕事で発散するしかない」や「給料がいいから有意義にお金を使ってほしい」と言い、少しでもストレス解消に向けて働きかけてほしいと語っている。

(参考:ナースプラス 看護師を辞めたい……。しんどい時のモチベの保ち方【天才ピアニストの看護師あるある#9】

 【看護師あるある】の動画では、そういった直接的な応援メッセージを出していないが、全編に流れるポジティブな空気感や共感を呼ぶ内容は日々頑張っている看護師への応援歌のようだ。そして、そんなポジティブな雰囲気は、筆者のようないち視聴者にも伝わってきて、明日も頑張ってみようか、と思えてくるのだ。

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