“ハードパチンカーが本業でお笑いは趣味” 空気階段・鈴木もぐら&岡野陽一が放つ「くずパチ」の名言

鈴木もぐら&岡野陽一「くずパチ」での名言

 毎週土曜にYouTubeチャンネル「新!王庭チャンネル」で配信されている、キングオブコント2021優勝の空気階段・鈴木もぐらとピン芸人・岡野陽一のパチンコ・パチスロ実践番組「くずパチ」をご存知だろうか。

 「2人の生涯収支を合わせると地方自治体の予算くらいはある」と言い切るほどギャンブルと人生がイコールで結ばれている彼ら。実践開始時に軍資金4万円をもらい、好きな機種を横並びでノリ打ち、シーズン収支が良ければ賞金も出る、というシンプルな番組なのだが2人のパチンコ・パチスロにかける狂った愛情と異常な知識、これぞ芸人と言わんばかりの爆発的なリアクションで番組開始半年ですでにチャンネル内イチの人気番組となっている。

 しかし「くずパチ」はただのパチンコ番組ではない。パチンコ・パチスロのルールを知らない、打ったことがないという人にもわかりやすく説明しながらその面白さを伝えようとする彼らの言葉には世を生き抜くための「教訓」がこれでもかと詰まっていた。今回はそんな名言の一部を紹介したい。

「人生、リノは人生」/岡野陽一

 【くずパチ 第1話】にて。「スーパーリノMAX」実践中、なかなか当たりを引くことができない岡野陽一に対し、周りは次々と当たりを引いていく。しかし決して岡野は諦めない。いくら当たらなくても可能性を信じてサンドに諭吉を投入し続ける、ここで諦めてしまえば今までやってきた全てが無駄になる。リノは人生がなんたるかを教えてくれる。

「われわれは期待値から開放されている」/岡野陽一

 【くずパチ 第2話】にて。パチンコ、パチスロ打ちの間では「期待値」という言葉をよく耳にする。これはパチンコであれば回転数、パチスロであれば天井までのゲーム数から算出され、期待値が高ければ高いほど少ない投資額で大当たりを引くことができる。しかし、2人はもはやそんな小手先だけの数字にはとらわれない。「当たるまで回せば当たる」という確固たる信念を持ってパチンコ、パチスロに向き合っているのだ。

「当たり前だと思っちゃダメですよ。毎回ありがとうっていう気持ちを」/岡野陽一

 【くずパチ 第3話】にて。ラッシュ時は(当たりが連続して続く状態)どうしても大当たりを引くことが「当たり前」という気持ちになってしまう。しかし、岡野陽一は当たっているときこそ感謝だと、毎回の当たりに「ありがとう」という気持ちを持ち続けることが大切なんだと言う。人生も同じ、そこにある幸せを「当たり前」と思わずに「ありがとう」の気持ちを持って日々を生きていこう。

「ハードパチンカーが本業でお笑いは趣味」/鈴木もぐら

 【くずパチ 第4話】にて。「一生お笑いor一生パチンコならどちらを選びますか?」という視聴者からの質問に即答で「パチンコ」と答える2人。ここまで何かを愛せるというのはそれだけで素晴らしいもの。はたしてわれわれにこれだけ熱くなれるものがあるだろうか。

「フリーズ引いたみたいなもんだよね」/鈴木もぐら

 【くずパチ 第5話】にて。ゲストのザ・マミィ酒井から「もぐらさんはなんで結婚できたんですか?」の問いにこう答えるもぐら。1/8192~1/65536の確率で起きる一日中打っていても滅多に引くことができない激熱フラグが「フリーズ」。運命の人と出会い結ばれるというのはそのくらい尊く奇跡のような出来事なのだと教えてくれる。

「このハンドルを離した時点でおしまい」/岡野陽一

 【くずパチ 第7話】にて。ことごとく演出を外し続け軍資金も時間もお金も減り続けていくなか岡野陽一が放った一言。人生もパチンコ諦めた時点で終了だと、だからこそ何があっても諦めない気持ちが大切なのだと。

「やってないって言ってる人はやってるからね」/岡野陽一

 【くずパチ 第8話】にて。新台「ぱちんこ ウルトラマンタロウ2」の初実践にもかかわらず、やけに演出信頼度に詳しすぎるもぐら。「やっぱ打ってるから知ってるね」と問い詰めるも「まったく打ってないですからねワタクシは。1回も打ってないです」とシラを切るもぐらに対しての岡野の一言。パチンコだけの話ではなく、人生もそう。やってない人は大抵やっている。

「皆さんに見せるために私、指毛生やしてますからね」/鈴木もぐら

 【くずパチ 第9話】にて。「ぱちんこ ウルトラマンタロウ2」の風演出を見せるため、指毛をハンドルにかざすもぐら。どれだけ己の見た目が汚くても視聴者に愉しんでもらいたい、その一心で指毛を生やし続けるもぐらはまさにエンターテイナーの鑑。

「OZはリノです」/岡野陽一

 【くずパチ 第14話】にて。1話で実践したスーパーリノMAXを再び打つ2人。初めての視聴者にも分かりやすいよう13話で実践した「OZ-1」を引き合いに出す岡野。「誰も振り落とさない」それがくずパチという番組なのだ。

「1万勝ちは負けで1万負けは勝ちなんですよ」/鈴木もぐら

 【くずパチ 第17話】にて。この言葉こそパチンコ・パチスロの「真理」と言っても過言ではない。朝から晩まで一日中台と向き合い、得た成果がたった「1万勝ち」は実質「負け」に等しい、しかし一日楽しい思いをしてたった「1万負け」は実質「勝ち」なのだ。分かりやすく言えば、これがわかったときパチンコ・パチスロとはなんなのか、人生とはなんなのかが見えてくる。

「吉本が『くずパチ』を辞めろと言ってきたら『出て行く』ということになるでしょうね」/鈴木もぐら

 【くずパチ 第24話】にて。空気階段の『キングオブコント2021』の決勝進出が決まるかどうかのタイミングでの収録にて「もし空気階段が優勝するとくずパチを辞めると思ってる」と心配する岡野。しかし、もぐらは強い口調でこう断言する。この激熱コメントに全「くずパチ」ファンが泣いた。

 以上、時に幼子のようにはしゃぎ、時に仙人のように人生を説く「くずパチ」。「教材」として老若男女に観てほしい番組だ。



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