「もう『Popteen専属モデル』の肩書きに頼れない」 アーティストデビューが決定した女優・星乃夢奈の“決意”

女優・星乃夢奈の“決意”

『Popteen専属モデル』の肩書きで勝負できる時期は終わった

――なるほど、ありがとうございます。では、ここからはアーティストだけでなく様々な分野での活躍の様子も聞かせてください。ちょうど先日、『Popteen』の専属モデルの卒業を発表されましたね。

星乃:今までの私の活動の半分以上が、『Popteen』での活動でした。バラエティ番組に出るときも「Popteen専属モデル」として出演していましたし、その大きな肩書きに助けられていた部分も多かったと思います。それを卒業するというのは、自分でも大きな決断でした。なので、これはひとつの区切りでもあります。もう『Popteen』には甘えられないので、自分の力で勝負に出ないといけないと思うと、怖いという気持ちも。ここからは実力勝負という感じですね。

――いま、一番力を入れたいお仕事はお芝居なのでしょうか。

星乃:そうですね。軸はぶれずに、女優業を頑張っていきたいです。ですが、バラエティで喋ったり罰ゲームを受けたりするのもすごく好きなので、タレントとしても活動し、引き続きいろんなことに挑戦していけたらいいなと思っています。

――『ANIMALS‐アニマルズ‐』(ABEMA)や『仮面ライダーギーツ』など様々な作品に出演されていますが、女優の仕事で壁に当たったことはありますか?

星乃:自分とあまり変わらない役を演じるの難しいと感じます。6年間の活動でずっとYouTubeをやってきて、みなさんは私のことを明るいキャラクターとして見てくださっています。そこに役として明るく演じてしまうと、いつもの私と一緒になってしまう。私の芝居のスキルが低いこともあるのかもしれませんが、まったく自分と違う役を演じる時の方が逆に入り込みやすいですね。なので、いじめっ子役を演じた時は、すごく演じやすかったです。

――幅広い役を演じられていますが、具体的な役作りの方法を教えてください。

星乃:役をいただいたときは、その役に似た雰囲気の作品を観て吸収しています。あとはひたすら監督さんと話して、自分が思っている役と監督さんが思っている役のすり合わせをしていますね。そのあとは台本とにらめっこ。役作りは、短期間で詰めちゃうタイプです。18歳ながらいろいろな経験をしてきているので、自分の過去とすり合わせることで役づくりがしやすくなることもありました。

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