まるで本物の空条承太郎! 粘土で等身大フィギュアを制作するYouTuberの魅力は“常軌を逸した作品愛”にあり?

 「やれやれだぜ」ーー。思わずそんな声が聞こえてきそうな、リアルすぎる等身大「空条承太郎」を制作しているのは、challenge clay craftというYouTuberだ。チャンネル登録者数は29万人を誇る。今回は同チャンネルの人気の理由を紐解いていきたい。

 動画では空条承太郎のほかにも、進撃の巨人のリヴァイ兵長や、呪術廻戦の五条悟など、人気キャラクターの等身大フィギュアの制作過程を投稿しており、人気を博している。

【等身大】100均石粉粘土で宇髄天元フィギュア作ってみた 命の順序[Life-size] making TengenUzui figure,DemonSlayer,clay sculpting

 初の等身大フィギュア制作となる「【等身大】100均石粉粘土で宇髄天元フィギュア作ってみた 命の順序」と題した動画が、2021年の4月に投稿された。この作品は、手書き風の影を作品に書き込んだり、完成時は背景に手作りの漫画のコマを置いたりなどの工夫をし、あえて2D風に仕上げている。

塗装編【等身大】100均石粉粘土で五条悟作ってみた 呪術廻戦0フィギュア[Life-sized]SatoruGojo[Jujutsukaisen]1$clay sculpture[coloring

 宇髄天元の動画を投稿した2ヶ月後の2021年6月、「【等身大】五条悟を100均石粉粘土で作ってみた【呪術廻戦】フィギュア」という動画を投稿。この動画は258万回再生され、大きな反響を呼んだ。五条悟というキャラクターは、アンケート機能による視聴者の投票で制作が決定した、待望の動画だった。だからこそ、視聴者の反響も大きかったのではないだろうか。この五条悟の作品を皮切りに、challenge clay craftは上半身の等身大サイズフィギュアを制作するようになり、さらに塗装の過程までを動画にしている。

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