AKB48・本田仁美、辛い時は「自己啓発本を読む」 日韓アイドルとして活動した10代からの変化を語る

本田仁美が語る10代からの変化

 AKB48メンバーであり、ファッションアイコンとして世界中の女子から指示を受けている本田仁美。本田といえば、2014年にAKB48に加入後、2018年に開催された日韓合同オーディション番組『PRODUCE 48』を経て「IZ*ONE」のメンバーとして世界デビューを果たしたことでも知られている。

 10代のときに、日韓2つの国でアイドルとしてデビューした本田は10代の頃の経験をどのように感じているのか。ゲスト出演するABEMAオリジナル番組『恋する♥週末ホームステイ 2023春 ~Sweet Orange Memory~』(以下、『恋ステ』)の感想と合わせて、10代から20代へと成長する中で変化したことなどを聞いた。(於ありさ)

男子には「食べることが大好きなツンデレ女子」をアピール?

ーー『恋ステ』の収録に参加された本田さん。収録の感想を教えてください。

本田仁美(以下、本田):すごく憧れの世界だなと思いました。12歳のときにAKB48に加入して、当時は栃木から東京に通いながら学校生活を送っていました。なので、制服で一緒に遊びにいくとか、学生ならではの楽しみ方を思う存分味わえなかったぶん、観ていて羨ましさを感じました。

本田仁美

ーー印象的なシーンはありましたか?

本田:りんちゃんが気になる男子とホッカイロ越しに手を繋いでいたところですね。3話ではじょうしんくんと、4話ではしおんくんとの距離が縮まる瞬間を観ることができて、ホッカイロが大好きなこともあって、いいなと思いました。

 それから、学校も同じで仲が良いというここなちゃんといちかちゃんが、「三角デート」でちょっとバチバチした姿を見せていて、すごくスリルがあるなと思いました。

ーー参加者の中で、“推しメン”をあげるとしたら、どの方でしょう?

本田:西野未姫さんの弟さんのじょうしんくんは、注目して観ちゃいます。見た目の雰囲気が似ていますよね。中身は全く似ていないんですけど(笑)。振る舞い方が素敵で、ホッカイロを差し出してくれたところもそうですが、キュンとするポイントを少しずつ出してくるんです。

ーー1話で登場した女子のプロフィールカードには「年上好きの明るい系妹女子」や「K-POP好きなクール女子」などと自分のことを「◯◯な◯◯女子」と書いてアピールしていました。もし本田さんが書くとすれば、なんと書きますか?

本田:え〜! う〜ん……「食べることが大好きな女子」は入れたいですね(笑)。男女問わず、いっぱい食べる人が好きというにはアピールしたいなと。

 あとは、ストレートに伝えてしまうタイプなので、周りの人から毒舌と言われることが多いのですが、それを言ったら男の人にどう思われるかな(笑)。「ストレート女子」だと、恋愛においては良いのかわからないので……。あ、「食べることが大好きなツンデレ女子」にします!

日韓でアイドルを経験した10代、大きな刺激となったことは?

ーー「恋ステ」では、10代の高校生が活躍しています。10代のころの本田さんと言えば、AKB48、IZ*ONEと日韓のアイドルグループを経験していました。そのなかで、大きな刺激となったことを教えてください。

本田:AKB48に入ったときは、まさか韓国のアイドルを経験できるなんて思っていなかったので、本当に特殊な人生を歩んだなと自分でも思います。その中で、世界中で自分のことを応援してくれる人がいることに気づくことができて大きな刺激となりました。

 正直、日本を飛び出して、韓国のオーディション番組に挑戦することになったときは「日本でもそんなに有名じゃないのに、世界の人には自分の存在なんて知ってもらえていないんだろうな」と思っていたんです。でも、実際に夢を叶えて、いろんな国でコンサートを開催させていただいたときに、距離的にはそばにいなくても、応援してくれている方がたくさんいるんだなと勇気づけられました。いまでもファンの方からの応援に大きな刺激をもらっています。

ーー特に世界のファンの方からの応援を感じたのは、どんなときでしょう?

本田:コンサートツアーでいろんな国を回ったときに、コンサートに多くの人が集まってくれたことはもちろんなのですが、空港にまで来て出迎えてくれる方もいて。それにSNSをやっていて、海外の方々からコメントをいただくこともすごく多いんです。

ーー本田さんと言えば、ストイックな一面もファンの方から支持されている印象です。辛いときや苦しいときはどのように乗り越えていますか?

本田:私は周りの人に自分のことをいっぱい話せるタイプじゃないので、困ったことがあったときには自己啓発本を読んで、自分にはない考え方や視点を考えるようにしています。あとは、やっぱり好きなものをいっぱい食べることですかね。クッキーやクレープなど甘いものが好きなので、甘いものを食べます。

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