774inc.グループ統合や、VRChat公式パートナー企業の相次ぐ登場。年度末に向けた“新体制”構築の動き

774inc.グループ統合など“新体制”構築の動き

キャラクター召喚装置のChatGPT連携に集まる注目。『フォートナイト』のコンテンツ制作の現場にも変化か

 技術的なトピックもいくつか見られた。ひとつは、3Dキャラクターを召喚(投影)できる箱型装置『Gatebox』のクラウドファンディングの話題だ。クラウドファンディングの目的は、いまをときめく対話AI「ChatGPT」との連携実装だ。

 開発者のテスト実装版を映した動画では、キャラクターと人間がスムーズに対話できている様子が確認できる。この動画への期待からか、クラウドファンディングは始動からほどなくして300%もの達成を見せている。バーチャルキャラクターへのAI実装は、いよいよトレンドと言えそうだ。

 もうひとつ、ゲームエンジン「Unreal Engine 5」の話題として、『フォートナイト』向けのコンテンツ開発に利用できる「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」の公開があった。『フォートナイト』クリエイティブマップなどの表現の幅を広げる動きだ。まだ詳細が見えていない動きではあるが、Z世代も集まる『フォートナイト』の表現力向上は、意外なところで大きな波を呼ぶかもしれない。その名前をおぼえておく価値はあるだろう。

ここ数年で起きた“3つの動き”から見る「VTuberシーンの成熟化」 運営会社の統合や誹謗中傷への対処など、将来を見据えた整備が進む

昨年12月、筆者を含む4人のVTuber有識者たちが参加した、前後編にわたる座談会企画があった。この企画のなかで、「VTuber…

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