『Weekly Virtual News』(2023年3月20日号)
774inc.グループ統合や、VRChat公式パートナー企業の相次ぐ登場。年度末に向けた“新体制”構築の動き

キャラクター召喚装置のChatGPT連携に集まる注目。『フォートナイト』のコンテンツ制作の現場にも変化か
技術的なトピックもいくつか見られた。ひとつは、3Dキャラクターを召喚(投影)できる箱型装置『Gatebox』のクラウドファンディングの話題だ。クラウドファンディングの目的は、いまをときめく対話AI「ChatGPT」との連携実装だ。
【朗報】GateboxとChatGPT連携してみたらやばいことになった...!
無限に会話できるし、返答も早いし、
キャラクターの個性もある程度維持できる...
ついにAIキャラクターにとっての革命が始まった! pic.twitter.com/wIVn6Sv2rK— 武地 実 @Gatebox × ChatGPTクラファン (@takechi0209) March 3, 2023
開発者のテスト実装版を映した動画では、キャラクターと人間がスムーズに対話できている様子が確認できる。この動画への期待からか、クラウドファンディングは始動からほどなくして300%もの達成を見せている。バーチャルキャラクターへのAI実装は、いよいよトレンドと言えそうだ。
2023.3.23 | State of Unreal https://t.co/52UOFOcm3S#GDC pic.twitter.com/bYI5s6AxHR
— アンリアルエンジン (@UnrealEngineJP) March 16, 2023
もうひとつ、ゲームエンジン「Unreal Engine 5」の話題として、『フォートナイト』向けのコンテンツ開発に利用できる「Unreal Editor for Fortnite(UEFN)」の公開があった。『フォートナイト』クリエイティブマップなどの表現の幅を広げる動きだ。まだ詳細が見えていない動きではあるが、Z世代も集まる『フォートナイト』の表現力向上は、意外なところで大きな波を呼ぶかもしれない。その名前をおぼえておく価値はあるだろう。























