【特集】K-POP×バーチャル×サバイバルで魅せる新たなエンタメ『少女リバース』
AOAのチャンミやTRI.BEのソンソンら実力派が脱落! “バーチャルアイドルデビュー”を目指す番組『少女リバース』とは
毎週日曜日夜9時からABEMAにて好評配信中の、新概念サバイバル番組『少女リバース(RE:VERSE)』。韓国での公開からわずか3日で再生回数100万回を突破し、いま様々なメディアから注目を集めている。この番組は、“少女X”と呼ばれる現実世界で活躍する30人のアイドルたちが正体を隠し、それぞれ異なる30の世界に住む“少女V”に変身してバーチャルアイドルとしてのデビューを目指すというもの。
“少女X”としての情報は、番組開始段階ではゼロに等しく、バーチャル世界でその実績は反映されない。つまり、完全に実力とキャラクターだけの勝負となる。現在第5話まで配信されているが、最新話ではついに脱落者が出たことにより、“少女V”の正体が明らかとなった。
現実世界での年齢、名前、容姿は関係なし 実力だけが評価される
仮想空間である異世界「W」で出会った“少女V”たち。そこでまず行われたのは、パフォーマンスを披露したPR映像を観たうえで、互いへの順位付け。投票結果によって「ダイヤ」、「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の4つのクラスに分けられた。ここからすでに“少女V”たちの煽り合いが始まるのだが、実際のサバイバル番組では見られない光景かもしれない。また、それぞれのキャラクターは本人たちの好みや理想が反映されており、こだわりが垣間見える。自身のパフォーマンスとキャラクターがマッチするか、という点もポイントとなり、センスも問われる形となった。
そして、PR映像からもうかがえるのは、参加者たちのレベルが非常に高いことだ。VRゴーグルをつけての動きに慣れていない“少女X”もおり、“少女V”の動きが奇想天外になってしまうケースも見受けられたが、それもこのサバイバル番組のおもしろさのひとつだろう。
2話からはいよいよ1対1の歌唱とダンスによるデスマッチがスタート。ここで半分が脱落する展開となる。クラス分けもポイントとなり、ブロンズとダイヤの対決や、ダイヤ同士で食い合うというケースも出てくる。勝敗は4人のウォッチャー(案内役・観察者)の投票、オンラインによる事前投票、異世界「W」の住民による現場投票によって決定する。現場投票によって逆転するケースもあり、最後の最後までそれぞれの対決から目が離せない。
また、高いレベルでのパフォーマンスに投票側も頭を悩ませる。伸びやかな歌声、表現力はどれも甲乙つけがたい。さらに対戦者同士、本気のぶつかり合いだからこそ本人たちにしか分からない絆も生まれるのも見どころだ。
4話までで予告通り半分の15人が脱落。が、ここから、敗者復活をかけた新たな戦いが勃発する。敗者復活戦はチーム戦。4チームに分かれて個人とチームそれぞれに点数がつけられる。AラウンドとBラウンドに分かれて審査をし、それぞれのラウンドの1位2人と、残る12人の中で1番高い点数の“少女V”が復活する。つまり、復活できるのは3人だけ。判定をするのはデスマッチを勝ち抜いた15人。これもまたシビアだ。