高級デジカメのように自然なボケがつくれるスマホがついに現る レンズ絞り可変式のHuawei『Mate 50 Pro』のこれまでにない撮影体験

Huawei『Mate 50 Pro』の撮影体験

 このようにMate 50 Proはデジカメのような絞り調節ができるため、他のスマートフォンでは絶対に撮れない「光芒」のある絵を撮影できるのだ。光芒とは強い光に向かってカメラを向けたとき、レンズの絞り羽根が光を遮ることで現われる光の筋だ。一般的なスマートフォンではこれまで説明したように絞りは開かれているため、光を撮影しても光芒ができることはない。しかしMate 50 ProならF値を絞ることできれいな光芒が撮れるのだ。光の向きや量に応じてF値をいじってメモリアルな写真も撮れるだろう。

一般的なスマートフォンと同様に光を撮影(左)。F4にすると光芒が現われた写真が撮れる(右)

 さて絞りのことばかりに触れていたが、Mate 50 Proはカメラ性能そのものも非常に高い。ファーウェイは2021年まではカメラメーカーのライカとコラボしていたが、2022年からは自社で独自開発したカメラ技術「XMAGE」を採用。より自然な色合いの仕上げや、夜景撮影の強さなど業界No.1だったカメラ技術は今でも健在だ。

独自のイメージング技術「XMAGE」を搭載
水の表現や草木の色合いなども美しい
夜景も自然に映える仕上がり
スーパーマクロも十分寄れる

 他のスマートフォンにはない唯一無二のカメラを搭載したファーウェイのスマートフォンは現時点で一部の国でしか販売されておらず、日本では購入できないのが残念だ。今後他社も多段可変絞り技術を搭載するかもしれず、スマートフォンのカメラ進化はまだまだ続くだろう。

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