SAWAYAN GAMESのサワが顔出し実況の一時休止を発表　復活希望の声多数で発案した工夫とは

　2022年12月13日に、SAWAYAN GAMESのサワが新規動画を投稿。顔出し実況を一時休止することを発表した。

　SAWAYAN GAMESは、兄弟で動画を投稿しており、ウクライナ人のトカチョフ・サワとトカチョフ・ヤンがメンバー。現在、登録者数148万人の人気ゲーム実況チャンネルだ。「【東欧のもこう】突然ですが、顔出し実況辞めます。【マリオカート8DX】」と題された今回の動画では、兄であるサワが開始早々、期間を決めずに顔出しを辞めると公表した。理由としては、純粋にゲームを楽しんでほしいことと、視覚的なアプローチだけでなく耳に届ける笑いを大事にしたいためと説明している。

　SAWAYAN GAMESのサワといえば、ゲーム中の台パンが特徴の一つ。ゲーム内で嫌なことがあると手のひらをテーブルに叩きつけ、感情をあらわにする。サワの喜怒哀楽を楽しめる要素であり、代名詞としてファンの間でも知られているが、今回の顔出し休止によって台パンをする姿も見られなくなる。

　視聴者からは「サワヤンさんが画面上にいて初めてマリカー楽しいと思えるから早く出てきて欲しい」など、顔出しは続けて欲しいという意見が多く見受けられた。これらのコメントを見たサワはその後、12月14日にも動画を投稿。こちらの動画では、台パンをするたびに顔出しのON/OFFを切り替える企画を行う。

　ゲームの内容と顔出しの双方を楽しめるということもあって、視聴者からは「両方の需要を満たす神企画!」など肯定的なコメントが多数あった。サワ自身もこの企画について「これちょっと面白いじゃないかと思ってる」と発言。台パンをスイッチとして、今回のようにいろいろな企画を行いたいと話していた。

　ゲーム実況は、実際にプレイする人の腕前やトークの面白さなどが魅力のコンテンツだが、顔を出さないクリエイターも多くいる。しかし、今までサワの動画を継続して視聴してきたファンのなかには、リアクションを直接見られないことに寂しさを覚える人にもいるだろう。「台パンスイッチ」など創意工夫で視聴者を楽しませてくれるサワが、今後どのようなコンテンツを投稿してくれるのか注目だ。