『スプラトゥーン3』初の「ビッグラン」を遊んでみた 金イクラ納品数上位5%のハイスコアは?

『スプラトゥーン3』初の「ビッグラン」を遊んでみた

 『スプラトゥーン3』では、12月10日9時〜12月12日9時の期間に、本作では初となる「ビッグラン」が開催された。

 「ビッグラン」とは、数ヶ月に一度発生する「サーモンラン」の特別なイベントだ。普段は専用のマップで行われる「サーモンラン」だが、「ビッグラン」では普段イカやタコたちがバトルを行うマップにシャケが襲来する。今回その舞台となったのは、高低差やステージのギミックなどが豊富な「スメーシーワールド」だ。

 ビッグランの開催期間はバンカラ街の空が赤黒く染まり、シャケの襲来を予感させる不穏な空気に包まれていた。

 とはいえ「ビッグラン」は基本的に「サーモンラン」とは変わらず、シャケたちを倒しながら金イクラを納品するといういつもの内容だ。なおプレイヤーが使用するブキはすべてランダムだが、ときどきクマサン印の強力な武器(今回はブラスターだった)も支給されるので、効果的に使っていきたいところだ。もちろん、オカシラシャケの"ヨコヅナ"もエクストラウェーブにて登場する。

 スメーシーワールドでは水位によってマップの構造やシャケの出現場所が変化する。水位も「サーモンラン」同様、通常、満潮、干潮の3種類だ。

 水位が通常の場合、納品コンテナがリスポーン地点に設置されるため、コンテナを背にして左右から湧いてくる敵を処理していくことができた。また高台もあるので、そこから攻撃や状況判断ができたりと、全体的にやりやすかった。

 満潮時はフィールドの多くが水没し、コンテナは中央に設置された。シャケは4方向から現れ足場も狭くなるため、水没によるミスにも注意しなければならない。誰かが水没したり、敵の処理が遅れたりしてもたつくと、すぐにオオモノシャケがコンテナ周辺に集結。ヘビがコンテナを囲い、モグラやナベブタへの反応が遅れ、インクは切れ、コジャケに倒されてしまうというカオスな状況に何度も追い込まれた。

 一方、干潮時は満潮時と同様にコンテナは中央に配置される。水没した部分がなくなり、普段のスメーシーワールドのマップに近く、行動範囲も広くなる。シャケたちは吹き出す間欠泉から襲いかかってくる。


 シャケに気を取られて味方がステージに散り散りになってしまうと、シャケは倒したものの金イクラを中央まで納品する時間が足りず、クリアできないこともしばしば。味方にヘルプ(回復)を頼みたいのに、場所が悪くシャケに囲まれてなかなか助けてもらえないこともあった。味方と協力しつつ、広く状況を確認した立ち回りが必要だ。また、金イクラを投げで納品する場面も多くなるので、より一層インク管理も必要となった。

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