□□□三浦康嗣が“立体音響スタジオ”設立へ向けたクラファンを実施 リターンは書き下ろしソロ作の「10年先行リリース」など

三浦康嗣、“立体音響スタジオ”設立へクラファン実施

  □□□(クチロロ)を主宰し、多くのアーティストの楽曲を手掛けてきた音楽家・三浦康嗣が、立体音響技術を用いた音楽制作のために「360 Reality Audio」 に対応したレコーディングスタジオを設立するためのクラウドファンディングを開始した。

 VR技術やメタバースなどの拡張現実が盛んになっていく中、ステレオ・2mix が基本となっている昨今の音楽・音響のあり方を再定義する存在「360 Reality Audio」。三浦は近い将来に音楽制作・リスニングのベーシックとなりうるこの立体音響技術を用いて楽曲制作・実験・研究をすることで音楽界・社会へ貢献したいと考え、スタジオ設立構想に至ったという。

□□□三浦康嗣が立体音響スタジオ設立へ向けたクラファンを実施 リターンは書き下ろしソロ作の「10年先行リリース」などの画像1

 今回のリターンの目玉として用意されたのは“2枚組完全新作ソロアルバム”。これまでの数々のクライアントワークをまとめた『WORK』がソロ名義で発表されているものの、書き下ろしのソロアルバムは今回が初めてのリリースとなる。

 また、このアルバムは同企画限定の「10年先行販売」版となり、今回の企画を逃すと
作品を一般視聴出来るのは早くても10年後となり、それまでの期間は公開されている1曲を除いて、サブスク・配信も行われないという。

 「一般的な流通ルートに乗せず、後から聞きたくても聞けない音楽があったら面白いのでは?」という三浦の着想から、旧来の音楽ビジネスの構造に対して実験を行いたいという意向もあり、本企画のみでの販売が決定した。

 ほかにも、法人向け・個人向け楽曲プロデュース権やオリジナルジングル制作のほか、三浦ソロとしては初のグッズとなるT シャツなど、多数の返礼品が用意される。

三浦康嗣からのコメント

「音楽の未来を切り拓くという、いささか大きすぎる文言を掲げたスタジオをつくります。
ずっと進んでいなかったソロ作品をリターンとすることで、自分の中で腑に落ちるプロジェクトとなりました。
アルバムは企画的なものではなく、今の自分の全てを注ぎ込む渾身の歌ものとインストの2枚組ポップスアルバムです。
そういった意味では初の三浦康嗣ソロであり、旧体制クチロロ最後のアルバムになるとも言えそうです。

クチロロは2017年にボーカルのメンバーがたくさん加入したので、次回作以降、今までのクチロロのように三浦康嗣がメインでボーカルを取る機会の激減が見込まれます。三浦康嗣のボーカル楽曲を聴きたいクチロロファンは是非今回のソロアルバムを買ってください。

趣旨にご賛同いただける方・作品にご興味を持たれた方は、ご支援いただけますと有り難いです。」

プロジェクトページ:https://ubgoe.com/projects/257

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