『モンハン』&『呪術廻戦』の世界に没頭 USJがXR&4Dのテクノロジーで生み出した“新たなエンタメ”
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのVRアトラクション「モンスターハンターワールド:アイスボーン XR WALK」は、モンハンの世界にここまで没入できるとは、と感動するほどの体験があった。
同アトラクションは、カプコンの『モンスターハンターワールド:アイスボーン』とコラボした,ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのフリーウォーク型VRアトラクション「XR WALK」の第1弾タイトル。360度のVR映像×特殊効果により目の前に広がる「モンスターハンターワールド:アイスボーン」の世界で、自ら歩を進め、風にあおられ、武器を使いこなし、臨場感あふれる大興奮の“狩り”を体感する。
入口では事前に注意事項を確認したのち、支給されたQRコードを使い、建物内にあるタブレットで名前や容姿、使用武器を選択。今回、筆者は攻撃回数の多い「太刀」を選択した。
案内役や先輩ハンターによるチュートリアルを受け、実際にギアを装着。HMD(HTC VIVE Proらしきもの)とヘッドフォン、バックパック、ハンドトラッカーを身につけたあとは、少しだけ講習を受け、いざアイスボーンの舞台となる雪山へ。導蟲の導き通りに歩くというのは、実際のゲームとも連動していて違和感もないし、仲間とボイスメッセージを使ってやりとりするのも、どこかオンラインゲームの世界にダイブしているような感覚で面白い。途中で素材を回収したり、崖やリフトなど足場が不安定になる仕掛けは、フルダイブして歩いているため、本当にそこにしか道がなく、踏み外したら落ちてしまうような恐怖感があった。
また、一度の体験でも十分すぎる満足感を得られるものであったが、そこだけで終わらせない“やりこみ要素”がうまく組み込まれている点も興味深かった。
素材を集める「ハンターノート」は、常に自分が何の素材を採集したかが記されており、ゲームが終わったあともリザルトとして採集した素材のリストが表示される。この素材の回収具合によって称号も変化するうえ、初見ではおそらく全ての素材を回収することはできないだろう。「次は全部採集してやる!」というモチベーションが、再び体験者をモンハンの世界へと誘ってくれる。
さらに、クエストのスコアも鮮明に記録されるため、まだまだ上を目指したいと思うプレイヤーも少なくないだろう。筆者も「もっといけたはず……!」と早くも二回目をプレイしたい衝動に駆られてしまった。
そんな興奮も冷めやらぬなか、一呼吸置いたのち「呪術廻戦・ザ・リアル 4-D」へと足を向けた。
「呪術廻戦・ザ・リアル 4-D」は、大阪の地に「呪術高専の分校」が開校されることになった、という設定で、体験者が着工式に招かれるところからスタート。そこには虎杖悠二、伏黒恵、釘崎野薔薇の3人も登場し、さらにはファンも多い“あの人”まで登場する。
まるで目の前でキャラクターたちが戦っているような完全オリジナルの3D映像に、振動や水しぶきなどの特殊効果が加わることで、不気味な造形で襲い来る呪霊や、呪術師たちの呪力や術式が、とてつもない臨場感で眼前に現れる様子は圧巻。終盤にはファンの心を鷲掴みにする演出もあり、いち原作ファンとしてもホクホク顔で建物を後にした。
そして舞台は夜になり、いよいよツリーの点灯式へ。その模様は別の記事でお届けするとしよう。
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