出会える確率0.4%! 恐怖のAR演出が体験できる「貞子タクシー」に試乗してみた
「貞子タクシー」の狙いは? 運営企業に聞いた
最後に、今回の企画の狙いについて「Canvas」を運営するニューステクノロジーの広報担当に伺った。
——今回の企画の狙いについて教えてください。
Canvasをローンチしてから約一年半が経過し、IPや消費財、エンタメを中心に、累計35以上のサービスのプロモーションにご活用いただきました。車内のタクシーメディア「GROWTH」に関しても、10月より新型サイネージの導入を開始し、モニターのスペック自体もアップデートしたことで、これまで以上に新しい移動体験を届けることが可能になりました。
今回は、新型サイネージを活用した企画の第一弾であり、ホラーアイコンである貞子が、車内・車窓共にタクシーをジャックし、更には車内サイネージから貞子が這い出るARの演出も仕掛けたインパクトのある内容です。タクシーアプリ「S.RIDE」より、都内のエリアであれば、どなたでも指定配車をして乗車することが可能なので、一人でも多くのユーザーに新しい移動空間や価値を体験していただきたいという思いから、本企画の実施に至りました。
——試乗してみて、怖くともなかなか楽しい演出だと感じました。ぜひ推したい演出や技術の見どころがあれば教えてください。
車内の新型サイネージで貞子動画コンテンツが視聴できる(音響・サイズ共にグレードアップ)ほか、サイネージから這い出る貞子 スマホと連動したAR演出は本企画が初です。
また、「S.RIDE」で指定配車が可能となっており、「S.RIDE」の配車成功演出も本企画が初の試みとなっています。
車窓から登場する貞子は3種類。ハロウィンバージョンもシーズンに合わせて手配しているので、お楽しみください。今後もタクシーを起点に、皆様に新しい移動の価値や体験を届けられるよう、様々な取り組みや企画を生み出していきます。
この「貞子タクシー」が走るのは11月6日までですので、ぜひ日本のホラー貞子で今年のハロウィンを楽しんでみてください。
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