出会える確率0.4%! 恐怖のAR演出が体験できる「貞子タクシー」に試乗してみた

「貞子タクシー」に試乗してみた

 10月24日から都内に、あの貞子が窓にぼんやりと映るタクシーが走行しているそうだ。実はこれは10月28日に公開される映画『貞子DX』とタクシーアプリ「S.RIDE」のコラボで実現したものだ。

 今回、走行開始日の24日に、実際に貞子タクシーに試乗。こだわりぬかれた貞子タクシーの様子を紹介する。

空車時は窓に貞子が浮き上がる……配車や車内にも仕掛けが

 集合時間に指定された場所へ向かうと、窓に貞子が浮き上がったタクシーが停車。これは車窓サイネージ「Canvas」を利用した仕掛け。深夜に見かけたら、かなり怖そう……とはいえ、遭遇率は0.4%とかなりレア。出会えたら怖くてもラッキーだ。この窓に貞子が浮き上がっている状態は空車時のみで、人が乗っているときは見ることができない。

 ちなみに、10月30日、31日には、ハロウィン限定のポップな貞子に出会えるのだとか。ぜひチェックを。

 「絶対、貞子タクシーに乗りたい!」というときは、タクシー配車アプリの「S.RIDE」を利用してみてほしい。貞子らしい演出は、なんと、このアプリで配車した瞬間から始まるのだ。細かい芸に、企画側の気合いを感じること間違いなし。詳細は、ぜひ実際に配車して体験していただきたい。

シートベルトの案内。ちゃんと貞子らしいフレーズも…

 車内に乗り込むと、ディスプレイに流れる映像がすべて貞子仕様になっている。まずはシートベルトの案内。怖いと思いきや、意外とポップで愛らしい(?)貞子の一面を見ることができる。映画の案内も、怖いバージョンと怖くないバージョンが用意されており、ホラーが苦手でも、さほど震えることなく見ることができるよう配慮されているようだ。

 もちろん、貞子らしい演出はそれだけではない。

思わず「おお!」と唸ってしまう動き。結構リアルだ。

 乗ったら絶対試して欲しいのが、貞子が這い出すARコンテンツだ。モニターにある「貞子DX」バナーからQRを読み込むと、スマホの画面を通して、這い出してくる貞子に出会うことができる。これぞ、日本のホラー「貞子」の醍醐味! 這い出す動きにこだわったとのことで、ぜひ、そのリアルな動きを目の前で体験してみてほしい。

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