ミスをすると電気ショックを受けるギターで上達できる？　YouTuberが体を張って証明

　あるYouTuberが自作の奇妙なギターを通して「体罰は役に立つか」という教育上の命題に自分なりの結論を出した。

　YouTuberのLightwingが、演奏中に間違った音を出すと電気ショックを発して演奏者に罰を与えるエレキギターを作り出した。彼は「ギターにスタンガンを接続して音楽を演奏することで、教育環境において体罰が役に立つかを検証したい...…もしくは僕は（もっともらしい理由で）自分を正当化しようとするマゾヒストだ」と述べている。

　LightwingはスタンガンのほかにAIとギター学習ゲーム「Rocksmith」の力を借りて、音を間違えると罰を繰り出すギターの制作に成功した。「TensorFlowでAIを訓練して、ゲームのRocksmithのミスを検出するようにした」と説明。AIがミスを検出すると信号を送り、スタンガンと連携して作動する。なお課題曲にはArctic Monkeysの『Do I Wanna Know?』が選ばれた。

　Lightwingはギターを学ぶ過程に罰を加えても、より良い演奏に繋がらないと結論づけている。突飛な発明からまともな結論が導き出されているのも愉快な動画だ。

（画像＝YouTubeより）

〈Source〉
https://guitar.com/news/gear-news/youtuber-builds-guitar-that-tasers-you-when-you-hit-the-wrong-note/
https://youtu.be/jnBYp512dPM