Ankerのライバル? CIO充電器『LillNob』が手放せないワケ

CIO充電器『LillNob』が手放せないワケ

 充電器を買おうと、Anker製品を調べていたところAmazonプライムセールで見つけたCIO『LillNob』。夫からも「日本製で注目のメーカー」だと教えてもらい、購入することにした。

 今まで充電器は製品付属のものしか使ってこなかった筆者が、LilNob『CIO-G65W2C1A』を使ってどう感じたのか正直にレビューしたい。

次世代半導体によって急速充電が実現したCIO『LilNob』

『CIO-G65W2C1A』

 そもそも、CIOとは2017年に大阪で設立された充電器メーカー。設立して5年と短い期間ではあるが、洗練されたデザインと機能的な商品を販売しており、大手家電量販店やキャリアショップ、ECサイト等でCIO製品が取り扱われている。

 今回購入したLilNob『CIO-G65W2C1A』は、次世代半導体GaN(窒化ガリウム)を採用し、最大65Wの出力を行う充電アダプターだ。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は6000円前後となっている。

 MacBook、LaptopPC、ゲームコンソールやiPhone 11シリーズ、Android(Galaxy)などに対応。

 筆者のiPhone 12で実際に充電してみたところバッテリーが30パーセントを切った状態でスタートし、100パーセントの状態になるまでには、約1時間ほどであった。

 MacBook Airの場合は、47パーセントの状態から約3時間半ほどで充電が完了。アダプターがやや熱をもつことは気になるが、予想以上の速さに満足といった結果だった。

3ポートで同時急速充電も可能

 LilNobはUSB-Cを2ポート、USB-Aを1ポート搭載しているため、パソコンやスマートフォン、家庭用ゲームなどを同時に充電することができる。USB-CポートはスマートフォンとMacBookが同時充電できる45W+18W仕様で、急速充電対応のスマートフォンであれば充電時間も大幅に短縮ができる。

 USB-AポートはQuickCharge3.0(QC3.0)を搭載しており、Androidスマートフォンなどの急速充電が可能。しかし、USB-CポートとUSB-Aポートの使用時にAポートを抜き差しするとCポートが瞬断されるため、バッテリー搭載機器の充電に影響はないが、モバイルモニター等のバッテリー非搭載機器への使用時には注意が必要とのことだ。

 家事や仕事、作業をしている間に様々なデバイスを同時進行で充電できるのは嬉しい。充電の順番待ちで、使いたいときに使えないというストレスも解消されそうだ。

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