IKEAのワイヤレス充電器を本音レビュー iPhoneの充電速度は?
家具や雑貨のイメージが強いIKEAだが、最近ではガジェット類の商品ラインナップが充実している。充電コードやケーブルボックス、タブレットスタンドなどを販売しており、スマートフォンやタブレットを使う機会が多いビジネスマンやガジェット好きの注目を集めている。今回は、ワイヤレス充電器「NORDMÄRKE(ノールドメルケ)」を使用してみたので、本音レビューをしていきたい。
シンプルでおしゃれな北欧デザイン!ノールドメルケを開封
こちらがパッケージされたノールドメルケ。本体が丸見えの形でパッケージングされ、陳列されている。
使用画像も掲載されていてイメージが湧きやすい。
カラーはホワイトとブラックの2色展開。充電器を囲うようにコルク素材が使用されており、ナチュラルな雰囲気がIKEAらしいデザインと言える。天然素材のため、色や風合いに個体差があるというが、そこもおしゃれだ。
開封すると、本体とケーブル、電源アダプター、説明書類が同封されていた。
価格は2,490円。充電器本体のサイズは、高さが2cm、直径が8.5 cm。重さが240gと軽く、コードの長さは1.90 mと十分な長さがある。組み立ての説明書はイラストのみ。充電器の使用方法については日本語で説明がある。
iPhoneを充電してみた
対応機種は置くだけで充電できる「Qi規格」に対応しているすべてのスマートフォンで、iPhone、Android両方で使用ができる。早速充電器を組み立てて充電してみた。
まず初めに充電ケーブルを充電アダプターに接続し、コンセントに差し込む。組み立て自体は非常に簡単だ。
本体の「+」の上にスマホをおく。すると、充電がスタート!
筆者の所持しているiPhone SE(第2世代)と、iPhone 13では問題なく充電が可能だった。スマホの裏にカードケースなどをつけていると反応しない場合もあるが、スマホケースであれば、よほど分厚いものでない限りは接触に問題なく充電されるようだ。
充電中はLEDインジケーターが点灯し、充電完了時に消灯すると説明書に記載があるが、スマートフォンで隠れてしまうため充電中はほぼ見えない。LEDはあてにせず、自身でスマホの充電を確認した方がいい。
重量は軽く本体自体はコンパクトだが、コードが長いため持ち運びとなると少し面倒かもしれない。自宅やオフィス用で固定して使うのに向いている。
さらにおしゃれに!充電器をデスクに埋め込むことも可能
実はこの「ノールドメルケ」、本体をコルクと充電器に分解することができる。
穴が空いているデスクの場合は、本体を埋め込んで使用することができるのだ。インテリアに馴染み、ガジェット感を感じさせない設計はさすがIKEA。
埋め込める穴の直径は56mm、64mm、78mm。単体の直径は56mmなのでそのまま埋め込む。64mm、78mmの場合は、同封されている2つの「スペーサー」を用いて調節する必要がある。
もともとデスクに穴がなく、どうしても埋め込みたい場合は、電動ドリルなどを使用してデスクのDIYに挑戦してみてほしい。