メルカリで6月にアウターの出品が増加したわけとは? コロナ禍で変化する出品のタイミング
グラフをみると、昨年は「レディース(ジャケット/アウター)」の物価指数は10月くらいから非常に緩やかに上がり、12月から2月にかけて横ばいとなっている。もし気温の変化が昨年とほとんど変わらないのであれば、今年も同じ動きをすると推測できる。
そのためより高く売ることを目的とするならば、このタイミングでの出品が理想だ。我々は出品はどのタイミングが良いのかを週単位、月単位で考えがちだが、今回のデータからは出品のタイミングが比較的長期間に渡っていることがわかる。
ただし今後新型コロナウイルス感染症がどうなるのかによって、アウターの需要も違ってくる可能性がある。感染者が増えた2020年冬に関しては11月以降、メルカリ物価指数が下がっているのだ。外出をする機会が減ったから、使わないアウターを安くてもよいから売ってしまいたい。そんな考えがあってもおかしくはない。現状感染者数は多いものの、外出の規制などはないが、冬になるとどうなるかはわからない。
コロナ禍以降のメルカリでのアウターの出品のタイミングは、気温だけでなく、感染症対策の状況と人々の動向を合わせて考える必要が出てきた。前述したようなチケットもそうだが、今後のフリマ市場では、これまでのような出品方法ではうまく売れない商品が多発しているため、多角的な視点でタイミングを見計らっていかなければならないようだ。
(Source)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000177.000026386.html