メルカリ、マスクの出品・購入急増にアナウンス 商品の削除・利用制限等も示唆
株式会社メルカリは、同社が展開するフリマアプリ『メルカリ』において、マスクの出品数・購入数が急増していることについて、アナウンスを行った。
メルカリによると、「昨今、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクの需要が急激に高まり、日本全国でマスクが品薄状態になって」おり、それに伴って『メルカリ上』でもマスクの出品数・購入数が増加。マスクは禁止出品物には該当しないが、利用者には「社会通念上適切な範囲での出品・購入にご協力をお願いいたします」としたうえで、「お客さまのお取引の状況によっては、事務局から入手経路を確認させていただく場合や、商品の削除・利用制限等を行わせていただく場合もございます」と呼びかけた。
メルカリとして明言はしないものの、これはここ数日激化しているマスクの転売について、出品者・購入者に牽制するねらいがあってのことだろう。しかし、大手マスクメーカーが大量増産体制をとっていたり、 出品者も「そんなに長くは続かないと思うので、そこまでもううまみは多分ない」と発言するなど、ここ数日〜1週間以内には落ち着きそうな気配もある。
しっかりと必要としている人のもとへマスクが行き渡るよう、出品者や購入者には、いっそう気をつけてほしいものだ。