停電に備えて! アウトドアにも使える大容量ポータブル充電器とは?

アウトドアにも使える大容量ポータブル充電器とは?

おすすめポータブル充電器3選

人気ブランド!Jackery ポータブル電源 708Wh

 Jackery(ジャクリー)は、ポータブル充電電気の中では有名ブランド。Amazonでの上位のランキングに入る。

 容量は60W〜1000Whまでのバリエーションがあるが、例えば708Whの製品だと重さは6.8kg、車中泊やキャンプなどでの使用可能日数は2〜3日となる。数日間の停電や災害時の避難であれば、問題なく使用できる容量だろう。最大電力500Wの機器に給電でき、ノートパソコン(30W)が約12回、ドローン(60W)が約12回、スマートフォン(18W)が約40回、電気毛布(55W)が約10時間使用できるという。ACコンセントは2口、USB出力ポートはUSB-Aが2口 、USB-Cが1口。収納型の取手がついており。災害時の持ち運びも楽。小型ながらにパワフルで、1台持っておくと一通りの電気機器は使用できるはずだ。

寿命で選ぶならコレ。Anker 521 Portable Power Station

 モバイルバッテリー等のスマートフォン・タブレット関連製品の開発・販売を行う世界的ハードウェアブランド「Anker」から発売されているのが、「Anker 521 Portable Power Station」。

 バッテリー容量は256Wh、合計最大出力は398W。iPhone13が約18回、ノートパソコン(50Wh)が約4回、扇風機(35W)が約5時間使用できる。重さは約 3.7 kg。

 ポータブル電源は使用するリチウムイオン電池の種類によって、寿命が大きく異なる。Ankerのポータブル電源は、安全性の高さが特徴であるリン酸鉄リチウム電池の中でも高品質な電池を使用しているため、業界一般のポータブル充電器と比べて約6倍の長寿命が実現されている。また、LEDライトを搭載しており、暗い場所や停電時でもランタンとして使用可能だ。家電などの給電は難しいが、必需品であるスマホやPCの充電に備えたいという人にはおすすめ。長寿命で価格も安価なため、持っておいて損はないだろう。

最強クラスのポータブル充電器「BLUETTI EB-150」

 ほかのポータブル充電器と比べても最強クラスの電気容量を誇るのがBLUETTI(ブルーティ)のEB-150。

 出力ポートはACコンセント×2、USB×4、USBType-c×1、シガーソケット×1だ。電気容量は1500Whと超大容量で、炊飯器(3合)が約3時間、電気ケトル(小型)が約3.5時間使用できるなど、ほぼ不自由なく生活できるのではないかというレベルのスペックだ。

 しかし、パワフルなぶん、縦36.5×横37.1×厚さ16.5cm、重量が17.2kgと持ち運びはしづらい。長期間の車中泊、大人数でのキャンプなどには活用できそうで、ファミリー向きだ。

 ポータブル充電器は、停電時の対応や、防災用品として一家に一台持っておけば安心だ。非常時だけでなく、釣りやキャンプなどのアウトドアから日常生活まで、幅広い生活シーンで活躍する。停電や電力需給のひっ迫の不安を払拭し、十分な電力を共有することができる。まだ所持していない人はぜひ購入を検討してみてほしい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる