“男女逆転オーディション”でりょうすけの魅力が炸裂　キスシーンで気持ちは動く？『ドラ恋～Kiss me like a princess～』7話

　“告白オーディション”の時も、ゆうきはりょうすけについて「すごい優しい感じで入ってくれたから緊張が一気に解けた」という感想を漏らしていたのを思い出す。相手に緊張感を与えず柔らかい空気感で場を包むのが得意なりょうすけだが、ゆうきのことは「前向きで愛おしいですよ、ずーっと愛おしい」とインタビューで答えていた。彼がゆうきを眼差す視線がそれを物語っている。完璧な姿ではなく試行錯誤する様子を“愛おしい”と思ってくれる存在がいるなんて、とてもありがたいことだ。

　全てをわかった上で余計なことは言わず、だけれどもストレートに自分の想いは伝え、相手からの返答を急かさずに待ってくれるりょうすけ。キスシーンを撮り終えた後も、敢えて自分だけの感情を出して先走りすぎないように、笑い合えるような空気に切り替えていたのも、相手に気を使わせまいとする彼の優しい配慮だろう。

　しかし、りょうすけが「恋愛に対するハードルは高い」とすぐさま察知した通り、ゆうきが本番を撮り終えた足で向かったのはしおん（鈴木志遠）の元だった。そして、キスシーンを経ても自分の気持ちがしおんから動かなかったことを伝える。ゆうきへの気持ちに対しずっと引っ掛かりを持っていたしおんだったが、ついにゆうきのキスシーンを見ても嫉妬することはなく恋愛感情は抱いていないことをきちんと話したうえで、気になる人がいることを打ち明けた。

　気になる相手はおそらくみよし（橋下美好）ではないかと思えるが、しおんの気持ちが固まりつつある今、それが他の恋の矢印にどんな変化を与えるのか次週も皆の感情の機微に注目したい。

【人相関図】『ドラ恋』ここまでの恋の矢印

【場面写真】『ドラ恋～Kiss me like a princess～』7話ハイライト（全15枚）

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