『牛宮城』新メニュー試食会“ドッキリ企画”が公開 1年前の炎上を笑い話にできる現在の牛宮城

 宮迫博之が手がける「牛宮城」。前途多難からスタートした“日本一有名な焼肉店”だが、3月のオープン以降は、予約が取れない状況が続くなど、順調な状況が続いていると言えるだろう。明石家さんまといった大御所が来店したことも大きな話題となった。

「こんなんマズくて出せへんやろ」牛宮城の新メニュー試食会でヒカルがブチギレました…

 そんな中、6月14日に「『こんなんマズくて出せへんやろ』牛宮城の新メニュー試食会でヒカルがブチギレました…」と題した動画がYouTuberのヒカルチャンネルで公開された。

 そもそも牛宮城は、宮迫がヒカルと共に進めていた焼肉屋開業プロジェクトでオープンすることとなった。しかし、開店直前の試食会で、問題点が次々と浮き彫りとなり、開店はまさかの無期限延期状態となる。ヒカルは事業からの撤退を表明したが、残された宮迫は再生させることを決意。新たに集まった協力者や自身のYouTube撮影クルーらと共に、今日の牛宮城を作り上げた経緯がある。

ついにお披露目…ヒカル宮迫の焼肉屋「牛宮城」が完成しました

 これらの一連の流れは動画で追うことができるが、なんといっても大きな話題となったのが「第一弾の試食会」動画だろう。そこでは、牛肉の品質をはじめとした問題点が次々と発覚し、試食をした上でヒカルは「全然おいしくない」「めっちゃまずい」とバッサリ。最終的には「これ粗悪店ですよ」とまで言い切った。それを踏まえ、ヒカルは事業からの撤退を表明したのだ。

 ただもちろん、宮迫とヒカルが仲違いしたわけではなく、ヒカルはあくまでも経営者としてシビアな判断を下したということ。その後の牛宮城本格オープンに伴い、宣伝隊長として再びプロジェクトに関わることを表明している。

 そんな中で、今回、ヒカルの実の兄でスタッフのまえっさんが、社会的関心を強く集めた「地獄の試食会をもう一度……」と、ヒカルに新メニュー試食会ドッキリ企画を仕掛けた。宮迫は当時の試食会が相当なトラウマになっているようで、前向きではなかったものの、「いきましょう」と快諾した。

 そんな経緯を踏まえ行われた“地獄のドッキリ試食会”。試食中は発案者であるまえっさん、そして宮迫も途中で笑いそうになるなど、グダグダな展開となってしまったが、ある種、大バッシングを巻き起こした牛宮城試食会がこうしてネタになったというのが時の流れを感じさせる。また、今回もはっきりと“不味いものは不味い”と言うヒカルの姿に視聴者からは「ヒカルくんて場の空気に流されずに自分の意見を当たり前のように言えるのすごいなあ。だからこそ、プロデュース商品は信頼できる!って改めて思いました」といったコメントが寄せられていた。

 その後に行われた正規の牛宮城試食会では、新たに生まれたメニューの数々に、ヒカルも満足した様子。前途多難から始まった牛宮城だが、宮迫本人やスタッフの尽力、さまざまな芸能人・著名人の協力によって、現在は非常に良い状況になっているのだろう。当時の炎上が笑い話にできるくらいになった牛宮城プロジェクト。今後ここからまたどんなメニューや動画が生み出されていくのか、ファンは引き続き注目していよう。

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