宮迫博之『牛宮城』に“天敵”ホリエモンが来店 「半年後撤退」提案から一転、増え続ける心強い味方
宮迫博之の焼肉屋『牛宮城』に“天敵”ホリエモンが来店した。
3月1日、宮迫による渋谷センター街の焼肉店『牛宮城』がついにオープンした。もともと、宮迫とYouTuberヒカルによる共同プロジェクトとして、21年10月初旬に開業が計画されていた同店舗。しかし、オープン直前に行われた試食会で宮迫サイドの用意した肉の品質に不備があり、まさかの開業延期に。その試食会で「こんな焼肉あり得ない」「粗悪店」と酷評していたヒカルが一時、プロジェクトから撤退。その後、宮迫が新たな協力者を得て奔走する中、オリエンタルラジオ・中田敦彦の手引きによって、ヒカルが手を引く遠因となった“黒幕”があぶり出されるなど、長らく混沌とした状況が続いていた。
このように問題続きだったため、オープン前までは成功を疑問視する声が大半を占めた。そんな、牛宮城懐疑論者筆頭の一人がホリエモンこと堀江貴文氏だった。堀江氏は、ブランド和牛を取り扱う会員制レストラン「WAGYUMAFIA」を手掛けている。焼き肉屋経営のプロとしての見地から、21年11月24日にYouTubeに公開した動画では、「渋谷では客単価が上げられない」と指摘し「傷が深くならないうちに考え直したほうがいい」と、暗に撤退を促すような発言をしていた。
そんな堀江氏が、3月10日に公開された動画で因縁の『牛宮城』へ訪問。宮迫立会いのもと、おすすめメニューを実食し「おいしかったです。焼肉の究極系」と褒めていた。続けて「あれだけ言われて、大炎上したんで…」と言いかけると、宮迫は、すかさず「言うてたやん」と、堀江氏が牛宮城について苦言を呈していたことについて言及。堀江氏は「いやいや。この状況で変なの出してくるわけないでしょと思ってました。期待してきてましたよ」と切り返した。
さらに、同じく牛宮城の味に感銘を受け、“宣伝隊長”としてカムバックしたヒカルとともに、ネット上で「手のひら返し」と言われていることについて、堀江氏は「手のひら返しも何も、メニューに文句付けてもしょうがないじゃん。良いモノは良いって言いますよね」と反論した。とはいえ、堀江氏らが話題にしたことで、牛宮城の知名度が上昇したことは疑いの余地もない。宮迫は「ホリエモンもそうやけど、色んな人が撤退派の意見を言っていた。そのおかげで信じられないぐらい有名なお店になった」と感謝していた。
3月中の予約がすべて埋まり、開業祝いとばかりに有名人が多数駆けつけるなど、『牛宮城』は幸先の良いスタートを切った。問題は、ここからどのようにして長く愛される繁盛店にしていけるかに尽きる。堀江氏は「最初の3ヶ月ぐらいは話題性でこれだけ炎上したからみんな行きたいはず。その後、普通のお客さんがリピートするにはどうしたらいいかが不安ですよね」と厳しい見解。しかし一方で、渋谷にIT系の大手企業が多いことから「渋谷のIT企業をターゲットにして営業しまくる。動画でそこに行けばいいんですよ」と打開策を考案し、さらには、自分とサイバーエージェント・藤田晋社長の番組があるとしたうえで宮迫へ「それ出ます?」と提案するなど、協力的な姿勢を示していた。
ヒカルに続き、堀江氏という強い味方を得た宮迫の『牛宮城』が今後、どんな展開を見せていくのか、引き続き、注目していきたい。