ヒカキン、400万円で買った「純金ハンドスピナー」は今いくらに? 過去の一大ブームが新たな企画として蘇る

 YouTuberのヒカキンが、4年前に400万円で購入した純金のハンドスピナーを査定に出した。衝撃の結果に、ヒカキンはなんとも言えない表情を浮かべた。

総重量500グラム超え 24Kのハンドスピナーで作った一つのブーム

【価値爆上げなるか!?】5年前に400万円で買った純金ハンドスピナー査定してもらったら…【金】

 ヒカキンは5月25日に、「【価値爆上げなるか!?】5年前に400万円で買った純金ハンドスピナー査定してもらったら…【金】」という一本の動画を投稿。遡ること約4年前、当時はハンドスピナーが空前絶後のブームを巻き起こしていた。

 その2017年にヒカキンは、消費税込みで432万円の24K純金ハンドスピナーを購入。動画として投稿し、再生回数は760万回を超えている。当時大きな話題を呼び、様々なYouTuberがこのハンドスピナーの影響を受けた。スカイピースは「75万円の純金ハンドスピナーを購入したドッキリ」を行ったり、実際に400万円のハンドスピナーに触れたマックスむらいが感動した表情を浮かべていたことも、ファンの記憶には新しいだろう。

 そんな過去を持つハンドスピナーだが、ヒカキンは最近「ニュースで金の価値が10倍近くになっているらしい」と、自らの情報をもとに査定を決意。合わせて約4万7,000円で購入した18Kの耳かきも査定に出すとのこと。

 持ち込み当時は金の価値が高騰しているため、1,000万円に届くのではないかと予想していた。そんな期待を胸にいざ査定を行ってもらうと、まず耳かきは2万5,000円。これにはヒカキンも困惑の顔を浮かべた。

 その後は今回の大本命である、24Kのハンドスピナーの査定が始まる。査定スタッフも「この大きさの査定は年に数回あるかのレベル」と言い、現場にも緊張感が漂った。最終的に金の価値が高騰しているものの、金額は410万円。ヒカキンの予想を大きく下回る結果となり、何とも言えない表情を浮かべていた。

継続力の賜 過去のアーカイブが現在の企画になるヒカキン

 今回の動画は約4年前に購入した金を査定するといった内容。ヒカキンは他にも自ら過去のビートボックス動画と現在を比較したり、過去に本田翼のファンであることを公言したことが巡り巡ってコラボに繋がったりと、継続的な取り組みが改めて企画となるケースが多い。

 エンタメ系YouTuberの場合、徐々に企画が尽きてしまい、動画制作に困り、マンネリ化してしまうケースもそう珍しくはない。そんななか、ヒカキンは長きにわたってトップの座を維持している。それは誰よりも早くYouTubeというコンテンツを見つけ、長年活動を続けてきたことで残っている膨大なアーカイブが、未来の企画につながっていることも影響しているだろう。今回も結果的に過去動画を利用し、視聴者の目を引くコンテンツとして生まれ変わらせることに成功している。

 今回投稿された金のハンドスピナーは、まさしくヒカキンの歴史が生んだ動画だ。長きに渡りトップに君臨するヒカキン。世代交代が進み、新しい勢力が頭角を現す現代においても、常にトップの地位を継続的に維持できるのは、長年の活動から培った引き出しの多さが要因とも言えるだろう。

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