アロマが楽しめて、スマホ充電もできる シロカのポータブルコードレス扇風機『ANDON(アンドン)FAN』の機能性に驚愕
GWも終わり、最近徐々に気温が上がってきた。半袖でも過ごせるような日もあり、初夏を感じられる季節が近づいている。そのような中で、今回は、調理家電や生活家電などを販売する「シロカ」の新商品、ポータブルコードレス扇風機『ANDON(アンドン)FAN』を使ってみた。今までのポータブル扇風機の活用の幅を越える機能性の高さに驚きの連続。これからの暑い季節に大活躍しそうなので使用感をレビューする。
くすみホワイトがおしゃれな『ANDON FAN』を開封!
段ボールを開けると、説明書や付属部品、本体などが梱包されている。
本体サイズは幅22センチほどで、ボウリングのボールの直径ほどだ。色は「ダークグリーン」と「サンドベージュ」の2色展開で、筆者は「サンドベージュ」のカラーを選択。
「サンドベージュ」は “ほんのり白”という印象で、プラスチック感があまり出ていないあたたかい色味。無駄な装飾がなく、シンプルなデザインがおしゃれだ。重さは0.8kgと持ち運びもしやすい。
扇風機本体は、付属の本体専用USBタイプCアダプターで充電する。
本体の裏側に差し口があるので、そこにコードを差し込んで充電。満充電の状態での運転時間の目安は、風量MAXかつ首振りなしの状態で3時間。
早速スイッチをON。風量は6段階で、一番弱い「風量1」で試してみた。そよかぜのような静かで心地よい風。試しに、紙を目の前にして風をあててみたがほとんど動かず、気持ちよく眠れる程度に優しい。
続いて、MAXの「風量6」に設定。
小型の扇風機にも関わらず、かなりの風量でパワフルだった。優しい風もパワフルな風も両立できるのは、シロカ独自の「ふわビューン技術」が搭載されているからだという。
普段夏場に使っている通常サイズの扇風機は「弱・中・大」の3段階ぐらいしか選べないが、好みや用途に合わせて風量が変えられるのは嬉しい。通常の扇風機と同様、タイマー機能も使用可能だ。
脚やクリップなどのユニットに取り付けてみた
ANDON FANには、扇風機に取り付ける「ユニット」が2つ付属している。置き型のパイプ脚と、クリップ式の脚だ。
取り付けは本体を差し込むだけ。組み立てには特別な部品もドライバーも必要なく、とても簡単だった。
まずはパイプユニットに取り付け。
首振り機能もあり、75°の角度で左右に運転も可能。
上下に風向きを調節でき、こんな真上の角度にだってできる。
続いてクリップユニットを装着。35mmの厚さまで取り付け可能だ。
クリップはかなり安定しており、ホールド力がある。挟むことで空中に浮かせられ、省スペースにもなる。ドアや扉など動くものは破損の原因になるので挟めないが、固定された柱であれば取り付けできる。
また、ANDON FANには付属のリモコンもついてくる。リングが開閉できるような仕組みになっていて、本体の持ち手などにかけておくことができる。これでリモコンがどこかに行った!と探すこともない。