猫用トイレの掃除を驚くべきほど簡単に 消臭効果もうれしい「Peterest」の仕組みとは

猫用トイレ「Peterest」の仕組みとは

 猫を飼っている人なら、一度くらいは猫のトイレ掃除が面倒くさいと感じたことがあるかもしれない。また、その臭いも気になるところだ。そんな悩みをまとめて解決してくれる猫用トイレが「Peterest」だ。

 Peterestは大きなキャリーのような形状で周囲が完全に覆われており、トイレの臭いが外に漏れない構造になっている。背面には交換可能な綿フィルターも備え、前面の透扉を開いたときに中の空気がフィルターを通して押し出される形だ。扉は透明なので中の様子も伺えるようになっている。

 Peterestの大きな特徴の1つが、猫の排泄物を簡単に処理できる「非接触ドラグラインメカニズム」だ、なにやら難しい名前だが、出入口のすぐ下にあるハンドルを引くと、内部にある網状のすくいがスライドし、排泄物を専用トレイに押し込んでくれるというもの。すくいは取り外せるので、汚れたら水洗いもできる。

網状のすくいがスライドし、排泄物を専用トレイに押し込む

 専用トレイは、約2.6Lの大容量。猫1匹なら、約7日分の排泄物を貯めることが可能とのこと。蓋も付いており、いっぱいになったら取り外してそのまま廃棄することができる。

容量は約2.6L

 なお、トレイはBDPETという素材でできており、土壌に埋めると約1年で完全に分解されるとのこと。実際に埋めることはないと思うが、環境にやさしい素材なのは間違いなさそうだ。

トレイは環境に優しい素材

 また、面白い仕掛けとして、レバーを引き清掃するタイミングを教えてくれるオレンジ色のピンが扉の上に用意されている。このピン、清掃後に下げておくと、猫が出入りして扉が動くと上に飛び出す仕掛けとなっているので、ピンが上がっているときにレバーを引けばいいわけだ。

ピンの上げ下げで猫の出入りがわかる仕組み

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