バイクや車に欠かせない「ホイール」はどうやって作られる? “総長系YouTuber”バッドボーイズ佐田が貴重な現場に潜入
元暴走族の総長という異色の経歴を持つ、バッドボーイズの佐田正樹が自身のYouTubeチャンネルでホイール工場を見学した様子を公開。この貴重な映像に視聴者からは「これからも世界に誇れる日本の物作り産業を発信して下さい」といった反響が寄せられている。
工場見学を行うために車を走らせて、岡山県へと向かった佐田。ホイール製造を行う株式会社ワークへ到着すると、代表取締役の田中知加さんが「ようこそいらっしゃいました」と迎え入れてくれた。
まず、材料となるアルミの丸板が佐田の目の前に現れた。この時の状態では、ここからホイールになっていくとは想像ができない。田中さんが言うには「アルミの丸板から鍋のような形状にし、底をくり抜いて作っていく」という。そこから機械を使って陶芸品のように伸ばして、形を整えていくそうだ。
そこからもホイールになるまでの工程を追った。職人による作業を目の当たりにし、「子どものころの工場見学とはわけが違う。好きなものが出来上がっていく過程を知れるって大人の社会科見学やね。これは絶対に貴重な映像だと思う!」と力強く語った。
その後も佐田は「やっぱり日本製はすごいですよ。『戦闘車』というAmazon Primeの番組に2回出させてもらったんですけど、その時国産とアメ車で戦ったけど、国産は壊れなかった。フレームから違うんですよ。日本の技術は世界に誇れる!」と熱弁していた。
さらに700度の熱でドロドロに溶けたアルミを目の当たりにした佐田。確かに、これは普段の生活では絶対に見ることができない光景で、映像だけでも十分に価値のあるものだといえるだろう。佐田は「すごい温度や……」「こうやって作られているんだと知るとより愛が増すな」と興奮気味に語った。
人の命を運ぶ車で唯一、地面に接しているのがタイヤで、そのタイヤを保持しているのがホイールだ。その重要性が十分に伝わってくる動画だったように感じる。これは、ヒロミに負けず劣らず、DIYや車、バイクといった趣味の動画を披露し続けてきた佐田のチャンネルだからこそ、実現した企画ではないだろうか。気になる人はぜひ、動画をチェックしてみよう。新たな価値観に触れられるかもしれない。