SixTONESのパフォーマンス映像も撮影 先進的なバーチャルプロダクションを生み出す「ソニーPCL 清澄白河BASE」の最新技術に迫る

SixTONESの映像も手がけた最新スタジオ

 バーチャルプロダクションを用いた撮影だけにとどまらず、無限の可能性を秘めた清澄白河BASE。なんでもここは、モデルスタジオとしての役割も果たしているという。

「すべて我々で設計しているので、スタジオの在り方やシステムインテグレーション、建築なども含めてご相談に乗れます。“こういうスタジオを作りたい!”と思ったときの相談先になりたいですね」

 とはいえ、バーチャルプロダクションを可能とする施設は、日本のみならず世界各地に存在している。“清澄白河BASE”ならではの強みとは、なんなのだろうか。

「“ソニーらしさ”みたいなものを我々は目指しています。LEDディスプレイやビデオカメラなどの機材だけでなく、人と向き合ってきたソニーだからこそ、クリエイターと対話をしながら作品づくりができる。クリエイターのやりたいことを実現するのは、我々のミッションのひとつです。

 これまでもいただいた案件に沿って、パネルの配置を変えたり新しい技術を試したり、クライアントと共にここも成長してきました。無理難題を言ってくれる人がくると、大変ではありますが面白いですよね。作りたいものがある人が来たら、実現できる設備とサポートできる人が清澄白河BASEには揃っています」

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