芸術系大学生のミュージシャン・Xanaがライブ配信を始めた理由

Xanaがライブ配信を始めた理由

 ライブコミュニケーションアプリ「Pococha(ポコチャ)」で行われた「あなたの音楽を発信しよう♪RealSound Techインタビュー出演権!」で、「Xana(しゃな)」が見事インタビュー権を獲得した。テレビ局のアルバイトを通した出来事がきっかけで配信をはじめた「Xana」は、「Pococha」を通して自分に自信が持てるようになったと話す。彼女自身の夢から、ファンとの温かい交流までをたっぷりと聞いた。(Nana Numoto)

――まず、音楽活動を始めたきっかけを教えてください。

Xana
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Xana:大学1年生の時に軽音サークルでギターとボーカルをしていましたが、コロナ禍でその活動がなくなってしまいました。ライブ配信をするようになったのは、なにか歌える機会がないかなと思って芸能系の事務所に入ったときに、「ファンの人を作れるから配信を始めたらいいよ。バイト代わりになるかもしれないし」とアドバイスをもらい、それで始めました。

――事務所に入るためにオーディションを受けたのですか?

Xana:広告を見て応募しました。もともと、Perfumeさんみたいなかわいい楽曲がすごく好きで、いま在籍している事務所の音楽の方向性が自分にあっているのかなと思って。あとは大学が芸術系だったので事務所がギャラリーを持っているということが、すごくいいなと思って選びました。

――なるほど、ギャラリーがあるのは魅力的ですね。ライブ配信や事務所への所属はサークル活動から一歩踏み込んでいる気がしますが、きっかけがあったのでしょうか。

Xana:大学生のときにテレビ局でアルバイトをしていたとき、社員イベントで「歌うま対決」をやることになって、1000人ぐらいの社員さんの前で歌う機会があったんです。テレビ局内でのイベントだったので演出もちゃんとしてくださっていて、すごく楽しかった。これが大きなきっかけになりましたね。

――では、今回「Pococha」内で開催されたイベント「あなたの音楽を発信しよう♪RealSound Techインタビュー出演権!」に参加してみようと思った理由を教えてください。

Xana:もともと、芸能系の事務所に入っていることもあって、配信アプリ以外の活動につながるイベントには出てみたいと思っていました。不安もありましたが、リスナーさんに「大丈夫だよ、音楽系だし頑張って出てみようよ」と励ましてもらって、勇気を振り絞って参加したところ、最後には皆さんのおかげで1位になれました!

――たくさんの方に応援してもらえた結果ですね。Xanaさんが音楽ライバーとして配信する上で、強みだと思う部分はどこでしょうか。

Xana

Xana:私には「夢」があることかなって思います。「夢」があるからこそ、リスナーさんもその後の活動に繋がるように、一緒に応援していただけているのだと思います。

――たしかに、成長して行く姿を一緒に楽しめるのは応援のやりがいを感じますね。では、ライブ配信をやっていて一番嬉しかったことはなんですか?

Xana:もし芸能活動をせず普通に働いていたら、怒られたりとか自己肯定感が下がるようなことがいっぱいあったと思うんです。でもライブ配信を続けていると、アプリを開いたら自分のことを愛してくれる人がいて、「歌が上手いね」、「かわいいね」と言ってくれる人が毎日いる。それが一番嬉しいですし、モチベーションをずっと持ち続けられている理由になっていると思います。

――リスナーさんから元気をもらっている部分が大きいんですね。リスナーさんとの関係がご自身の中でパワーになったり、また、支えられていると感じることがあれば聞かせてください。

Xana:そうですね、たくさんあります。「Pococha」には、ほかのアプリには無い「ファミリー機能」というファンの方が入れる掲示板みたいなものがあるのですが、仮に困った発言をする人がいても他のリスナーさんがフォローしてくださるので、ものすごく支えられています。それに「Pococha」は他の配信アプリよりも熱量がある人が多い感じがしますね。

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