千原ジュニアの「愛車探訪」企画が始動 ジャルジャル・後藤のこだわりあふれる旧車が登場

 千原ジュニアが、自身のYouTubeチャンネルで「愛車探訪」と銘打ったシリーズ企画をスタート。第1回目のゲストとしてジャルジャルの後藤淳平とその愛車「シトロエンAMI8」が登場した。

ジュニア、ジャルジャル後藤の愛車に乗る!

 ジュニアといえば、『アメトーーク!』旧車芸人回の常連。現在の愛車は「プリンス グロリア スーパー6 1964年式」、「フォード エコノライン1965年製」、「フィアット チンクエチェント1971年式」「フィアット600ムルティプラ」など、国内外の多彩なレアカー・名車を乗り回している。そんなビンテージカーに精通したジュニアが4月22日、公式YouTubeチャンネルで新企画「愛車探訪」を立ち上げ、その初回となる動画を投稿した。

 初回のゲストは、ジャルジャルの後藤。彼の愛車は、フランスの自動車メーカー・シトロエンの1970年製「AMI8」だ。1961年より生産が開始されたAMIシリーズにおいて、「AMI8」は1969年に誕生したモデル。50年以上前の貴重な旧車を目の前にして、ジュニアは「うわぁ、可愛いわ…」と思わず声を漏らす。ちなみに後藤は「シトロエンAMI8」のほか、「ボルボ240」と、20年ほど前に発売された「2nd レンジローバー」の計3台の旧車を所有しているとのこと。また「シトロエンAMI8」の車体価格は、250万円ほどしたそうだ。

 ジュニアが後藤を最初のゲストとして招いたのにはわけがある。なんでも、ジュニアが3カ月ほど前に車を運転していたところ、ちょうど前方に「めちゃくちゃ可愛いシトロエン」を発見したのだとか。その姿に見惚れて、ほんの少しだけ後ろをついて走行したところ、曲がり角にて運転席でハンドルを握る後藤の横顔が見えたらしい。この偶然の出会いをきっかけに、後藤にオファーをかけたのだという。

 「シトロエンAMI8」で最初に目に入るのが、後藤曰く「悟りを開いたような顔」のフロントフェイス。ジュニアは「隣の女の子が『please…please……』って言われているのを、覗き穴から見てる時のジャンレノみたいな顔」と喩えていた。

 後輪には可愛らしい泥除けがついており、ジュニアは「いかに当時のフランスが悪路やったかってことやね」と半世紀前のフランスの道路事情に思いを馳せる。さらに、シトロエンでお馴染みの後輪がボディに隠れるデザインを指し、「シトロエンの一番大きな特徴の一つ、後ろのタイヤを半分隠すっていうね」とウンチクを披露すると、その知識量の多さに後藤は「詳しいっすね」と驚いていた。

 さらに運転席に乗り込んだジュニアは、喫茶店ルノアールのソファーのように座り心地が良いと説き、「これで1時間色々やられたらねずみ講入って舞うわ」と笑った。その後、車体を前に「マジすごいわ。ずっと見てられるわ」とウットリとした眼差しを向けるジュニアに対し、同じ旧車フリークの後藤も「車好きやなぁ(笑)」と舌を巻いていた。

 このように、豊富な知識と溢れんばかりの旧車愛を持つジュニア。後藤に続き、今後どんな旧車芸人のもとへ“探訪”し、彼らが所有する愛車の魅力を解説してくれるのか。引き続き、ジュニアによる愛車探訪企画に注目したい。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる