落合博満、30年以上乗る「ダッジ」と「アストンマーチン」を披露 YouTubeで明かされるレジェンドの愛車遍歴

 三度の三冠王に輝いたプロ野球界のレジェンド・落合博満が、30年以上乗り続ける愛車の「ダッジ」と「アストンマーチン」をYouTubeで公開した。

落合博満「オレ流に愛車を語る!」【落合博満のオレ流チャンネル】

 4月18日にYouTubeチャンネル「落合博満のオレ流チャンネル」で公開された「落合博満「オレ流に愛車を語る!」【落合博満のオレ流チャンネル】」と題した動画で落合は、現役時代の愛車遍歴を語り始めた。最初に購入したのは、トヨタ「クラウン」。同車には独自のカスタムを施していたようで、落合は「ボディを強化したの。周りにロールバーを入れて、車体の重量が相当重くなった。それを10年くらい乗ってたかな」と回顧した。

 2台目のマイカーは、「三冠王の副賞でもらった」という米国のカーブランド「ダッジ」の車。続く3台目について、落合は「その後に女房が『車を1台プレゼントしてやる』って言ってね。『何がいい?』って聞いたら『アストンマーチンがいい』って言う」と振り返る。なんでも、9歳年上の愛妻・信子夫人との話の流れで、シルバーメタリックのアストンマーチンをその場で購入したのだという。ここで、傍らにいた信子夫人が落合の話にカットインし、「私がプレゼントしてあげたの。一生懸命、バット1本で働くってことで、本当にその通りにしてくれたので」と補足説明をした。

 なんと「ダッジ」と「アストンマーチン」は、購入から30年以上経過した今なお乗り続けているらしい。落合は「3台はいらないだろうってことで、常に2台ずつ持ってたの。トヨタとダッジが一緒になって、アストンマーチンになった時にトヨタを親戚の人に手放して。で、ダッジとアストンマーチンが今、車庫の中にある」と明かした。30年来の愛車であればかなりの走行距離なのかと思いきや、2台を交互に使用し、また、現役時代のシーズン中にほとんど運転しないといった運用法により「距離的にはそんなに走っていない」のだとか。ちなみに、「アストンマーチン」の値段は「当時でマンション1軒は買えた」とのこと。日本プロスポーツ史上初の1億円プレーヤーとなったレジェンドの羽振りの良さは伊達じゃない。

 落合は「なんでみんな(車を)買い替えるんだろうとオレには不思議。動く間に乗ってりゃいいじゃねぇか」と語る。さすがは、現役時代も監督時代も“オレ流”を貫いた男だけに車観も独特だ。しかし、古い車のためダッジが3回も道路で停車したこともあってか、信子夫人からは「それもご迷惑よ」と諭されていた。

 なお、動画には車庫に収められた「ダッジ」と落合が「アストンマーチン」を運転する姿も公開されており、その状態の良さに対し、コメント欄には「めちゃくちゃかっこええわぁ。しかも、状態も素晴らしい」「物を大切にする人柄が出ていて嬉しい」「車もオレ流で渋い」「物持ち良いってレベルじゃない…」など称賛の声が並んだ。

 22年4月1日に始動し、わずか20日足らずでチャンネル登録者数34万人(※4月19日時点)に達している「落合博満のオレ流チャンネル」。テレビでもお馴染みの野球解説をする動画はもちろんのこと、こうした、今まであまり披露される機会のなかった落合の知られざる趣味嗜好、人間性を明らかにする動画もまた、YouTubeならではのコンテンツとして高い需要がありそうだ。

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