永遠の18歳&アイドルVTuber・星街すいせい 歌、テトリス、コラボ……その多才な魅力に迫る
いま、注目を浴びるVTuberグループの一つである「ホロライブプロダクション」。ときのそらをはじめとした女性VTuberが所属している女性Vtuberグループである。YouTubeでのライブ配信や、3Dアニメーション・バラエティ動画の配信などを中心に、現在総勢55名のタレントが活動を行なっている。
そんなホロライブの0期生である星街すいせいは、2018年3月22日にデビューしたアイドルVTuberだ。元々は個人勢と呼ばれる、グループや事務所に所属せず活動を行なっているVTuberのひとりで、動画編集や、キャラクターデザインなども星街自身が手がけていた。
2019年5月にホロライブプロダクション内の音楽レーベル「イノナカミュージック」に所属。12月1日には「イノナカミュージック」から「ホロライブ」への転籍が発表された。また、ホロライブへの転籍と同時にキャラクターデザインの担当が星街から手島nariへ、Live2Dモデルの制作の担当がrariemonnへと変更になった。
星街の愛称は「すいちゃん」。「彗星のごとく現れたスターの原石! アイドルVTuberの星街すいせいです」という挨拶がお決まで、「すいちゃんは~?」「今日もかわいい」という、キャッチーなコールアンドレスポンスをファンである「星詠み(ほしよみ)」と共に行う。
そんな星街を語る上で欠かせないのは、やはり歌だろう。アイドルVTuberを名乗り、歌に力を入れていることを公言している星街。日本武道館でのライブを目標として掲げている彼女だが、実際にその歌唱力は高く、ファンも多い。
また、みきとPやキタニタツヤなど気鋭のアーティストたちからの楽曲の提供でも注目を集めている。みきとPの手がけた「駆けろ」はファンの中でも人気の一曲だ。
2021年9月29日にリリースされた1stアルバム『Still Still Stellar』では表題曲「Stellar Stellar」をTAKU INOUEが手がけた。
2022年3月31日に行われた星街すいせいのデビュー4周年ライブ、【3D LIVE】Selfish of a Rough Stone【#星街すいせい4周年LIVE 】ではロック調の楽曲を中心に選曲し、キタニタツヤの手がけた新曲「TEMPLATE」や、同じくホロライブ所属の森カリオペとのデュエット楽曲「Wicked (feat.Mori Calliope)」を披露した。
ライブの最後にはTAKU INOUEと共に新プロジェクト・Midnight Grand Orchestraを始動することを発表した。
ゲームも上手く、特にテトリスの腕はVTuberの中でもトップクラスだ。『TETRIS 99』の配信は特に、星街のファンだけではなく、テトリス好きからも注目が集まっているという。
星街は、ホロライブ所属の常闇トワ・湊あくあと共に、VTuberの渋谷ハルが主催するイベント「VTuver最協決定戦 ver.APEX LEGENDS Season4」への出場が決定している。
また、『アイドルマスター』シリーズや『あんさんぶるスターズ!』のファンでもあり、イベントがあればガチャ配信なども行なっている。