ホロライブ屈指の愛されVTuber・さくらみこが起こし続ける“ミラクル”

さくらみこが起こし続ける“ミラクル”

 YouTubeの累計チャンネル登録者数が5000万人を越える人気VTuber事務所、ホロライブプロダクション。その女性アイドルグループ「ホロライブ」のメンバーを紹介するコラムは第5回。今回は2018年にグループに合流した0期生さくらみこの魅力をご紹介したい。

 ホロライブには「〇期生」という同期デビュー組の括りがあり、2018年6月(先行デビューの夜空メルは5月)の1期生の活動開始以降、2期生、ゲーマーズ、3期生、4期生、5期生と様々な面々がデビューしている。一方で、その枠には当てはまらない、もともとソロでデビューした後にグループに合流したメンバーも存在する。ときのそら、ロボ子さん、AZKi、星街すいせい、そして今回紹介するさくらみこが在籍するホロライブ「0期生」がそれにあたる。

サクラカゼ / さくらみこ【オリジナル曲】

 0期生のデビュー時期はそれぞれ異なっていて、たとえば、グループの原点&全体ライブのセンターを務めるときのそらは、まだVTuberシーンが動画勢中心の時代だった2017年にデビュー。もともとは個人勢としてキャラクターデザイン/Live2D設定/動画編集などを自分で行なっていた星街すいせいは、2018年に活動をはじめ、2019年にホロライブに合流している。さくらみこの場合は、運営元のカバー株式会社でホロライブとは別枠で2018年8月にソロデビュー。同年12月にホロライブに合流する形でグループの一員となった。

 もともと3D勢としてソロデビューしていたこともあり、彼女は多くのホロメンとは異なり、Live2Dモデルを持たず、日頃から3Dモデルで配信活動を行なっている。そのため、360°動ける体を使ったリアクションや、レースゲームなどでのリスナーに背中を向けて運転する画面構成など、3Dならではの魅力を身近に感じさせてくれるメンバーだ。グループ合流前からの「そらとも(=ときのそらのファン)」でもあり、憧れの彼女と3D配信で共演してホロライブの楽曲「Shiny Smily Story」を歌った際には感動の涙を流す瞬間もあった。

 また、本人は自信満々に「エリート巫女」と公言しているものの、その実態は「ポンコツ+カワイイ」専門の人であり、ほがらかな性格やリスナーとの距離感が近い配信で人気を博している。滑舌がふにゃふにゃなことも有名で、美少女好きでオタク趣味であることも相まって、リスナーに「滑舌を犠牲に可愛くなった俺たち」と言われることもしばしば。リスナーの間では「ホロライブEN(英語圏)/ID(インドネシア)内の日本語上手い人ランキング」に日本人ながら何故かランクインしており、日本語が上手な海外勢が加入するたびに順位を下げている。ポンコツキャラが突き抜けた結果ライブ配信で量産されていく爆笑必須のミラクルや、和気あいあいとしたリスナーとのやりとりが魅力的な配信で人気を集めるメンバーだ。

 なかでも、彼女の「ポンコツキャラ」のイメージを決定づけたのは、『マインクラフト』のホロライブJPサーバーでの配信の数々だろう。彼女は死んでアイテムを失う「全ロス」や、それに伴う貴重な滑空用アイテム「エリトラ」の紛失を繰り返していて、毎回「そうはならんやろ」とツッコみたくなる芸術的な死に方で爆笑をさらっている。個人的には、『マイクラ大運動会』の準備配信でバケツに入れたマグマを持ってトロッコで移動した結果、急カーブでマグマをこぼして線路を燃やし尽くしたことも忘れられない。『Among Us』でも大勢の目の前でインポスターしか使用できない通気口に堂々と入るなど、エピソードに事欠かない。

 美少女ゲーム/エロゲ好きとしても有名で、配信で最愛の作品『Clover Day’s』を筆頭に様々なエロゲの魅力を語っているほか、同作のシナリオを担当した空下元らを迎えたゲーム『さくら色Dreamer』など、記念グッズやオリジナル曲でもこの文化への愛を詰め込んでいる。

 また、日常的に遊んでいるからこそ配信中に何度かエロゲを誤起動したこともあり、その熱意が広まった結果、最近はエロゲや美少女ゲーム関連の仕事もいくつか担当することに。昨年11月にはAZKiや宝鐘マリンとともに『アイキス2』のOPテーマ「Kiss me! choose me!」やEDテーマを担当。今年8月には、過去に誤起動した作品の制作元・ゆずソフトの全年齢向けブランド「ゆずソフトSOUR」の1作目『PARQUET』の最速実況配信も担当した。



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